とりビュートの遊戯王ブログ

しがないファンデッカーです(定型文)。遊戯王のデッキ紹介やカード考察を記事にして表現欲を満たしてます。

ラッシュデュエルやってみた感想 ~ガクト(てばさき)VS アサナ(バルサミコ)~

どうも。てばさきです。

 

今回は打って変わってラッシュデュエルの記事です。おまけに感想を垂れ流すだけなので短めで終われると思います。

 

この間(8/25)、500円ストラクが発売されましたね。

初心者も始めやすくなったと噂のラッシュデュエルを、以前〖影霊衣ドラグマ〗の記事を書いてくれたバルサミコ君と一緒にやってみたときの感想を書いていきます。

 

バルサミコ君が書いた記事

toribyu-to.hatenadiary.jp

 

↓【遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルデッキ】の公式ホームページのリンクです。デッキ内容もここから確認できます。

www.konami.com

 

タイトルにもある通り、僕がガクトのデッキを買い、バルサミコ君がアサナのデッキを買いました。

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各々のデッキタイプを簡単に紹介すると、ガクトのデッキは戦士族を基調とし、制圧成分を含んだビートダウンといった感じで、

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↑めちゃつよ制圧効果と守備2500。出したらほぼ突破されない

アサナのデッキは、幻竜族による場魔法を絡めたビートダウンに加え、マキシマムモンスターでゴリゴリ高打点を並べるタイプです。

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↑現時点で最強のマキシマムらしい(友人談)。打点4000超えてるから突破がほぼ不可能。

 

戦績と振り返り

肝心の戦績でしたが、バルサミコ君の全勝でした。

 

無償でバニラの幻竜族を蘇生できるビルドドラゴンがガンガン高打点を並べてくるため、その猛攻を防ぎきれずに(あるいはその間にデッキリソースが尽きて)負けるパターンが多かったですね。

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↑場魔法があるとノーコストで打点役を増やしてくる。場魔法自体も打点を下げてきたりと大変うっとうしい。

他にもマキシマムモンスターを突破する手段がガクトのデッキ内に用意されていないため、出た時点でサレンダーせざるを得ませんでした。

 

また、罠カードのパワーにも差があり、ビルドドラゴンを突破する際に盤面を削がれてしまうことが多々ありました。

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↑種族指定の和睦の使者みたいな罠。他にも攻撃時に打点を下げてくる罠なんかもあり、こちらも大変うっとうしい。

ガクトデッキを見て思ったこと

さすがに全敗ではお話にならなそうだったので、改善を図るべく戦士族デッキがどういうデッキなのかを調べつつ加えるカードを考えていたところ、あることに気づきました。

どうやらこのストラクに入っているカード達は、色んな戦法を試せるようにカードが選別されて収録されているようです。色んな戦法が試せるような内容になっているということは、それだけ中途半端ってことですね。

 

攻撃力が0のモンスターを軸にすることもできたり、表示形式変更を軸にすることもできるようになっていたりと、色んな人がラッシュデュエルに興味を持ってもらうための工夫が感じられました。(何様目線)(そしてそれに易々と乗っていくKONAMIの犬、てばさき。)

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↑発動条件が厳しいが、決まれば結構強い。攻撃力0で統一しないと腐るので、やはりデッキの軸は決めておかないと扱いづらい。

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↑相手場が守備モンスターだけだとダイレクトできる。モンスターを守備にするカードを複数枚入れておくなどの処置をしないと、タダノ2500バニラになってしまう。

(〖魔将ヤメル―ラ〗を最初に出しておくと、相手がモンスターを守備で出したくなるので、それを利用するといいらしい。なるほどなぁ。)

 

アサナのデッキは出たばかりの幻竜族テーマなこともあって、ストラクだけでもデッキがかなり完成しているみたいです。こんなの勝てるわけないやん。

 

 

今後ラッシュデュエルの記事を書くかは未定ですが、そのときはガクトデッキの調整後レシピの紹介でもしようかなと思っています。気長にお待ちください。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

今週の机上論 ~〖フォトン・ワイバーン〗と〖ホーリーナイツ〗を組み合わせたかった~

 どうも。てばさきです。

 

2回目となる机上論で取り上げるカードは、〖フォトンワイバーン〗です。

 

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フォトンワイバーン

レベル7 光 ドラゴン/効果

ATK/2500 DEF/2000

(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドにセットされたカードを全て破壊する。

 

召喚に成功したときに、相手フィールド上のセット状態のカードを破壊する効果をもちます。バック除去を行うだけでなく、裏側のモンスターも破壊できるので、相手モンスターを裏側にするカードと組み合わせて使っていきたいところです。

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このカードと組み合わせて使いたかったのは、〖煌めく聖夜〗のドロー効果です。

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煌めく聖夜

【フィールド魔法】

 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を召喚できる。(2):自分ターンに、自分フィールドの表側表示のドラゴン族・光属性・レベル7モンスターが手札に戻った場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

 

 

ホーリーナイツ〗というテーマに属するフィールド魔法で、(1)の召喚権を増やす効果も恩恵を得られるだけでなく、(2)のドロー効果も活用できれば、アドバンテージを稼ぎながら相手フィールドを一掃できると考えました。

 

ホーリーナイツ〗は光☆7ドラゴンの手札からのSS & セルフバウンスをサポートするテーマで、これによりSS時に破壊効果を打てる〖聖夜に煌めく竜〗の効果を何度も使用できるのを強みとしています。そのため、SS時に効果が発動されない〖フォトンワイバーン〗はこのテーマと相性が悪いです。

 

そこで、〖ホーリーナイツ〗のセルフバウンス効果のみを自分ターンに使用して、うまいこと〖煌めく聖夜〗でドローしていこうと思いました。

 

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〖フラムエル〗・・・墓地発動でセルフバウンス。落としたい。

〖シエル〗・・・手札発動でセルフバウンス。サーチしたい。

 

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〖聖なる篝火〗・・・〖ホーリーナイツ〗or 光☆7ドラゴンをサーチできる。前述の〖ホーリーナイツ〗だけでなく〖フォトンワイバーン〗もサーチできる。

 

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〖レイエル〗・・・NS時に〖ホーリーナイツ〗魔法・罠をサーチでき、墓地発動で〖ホーリーナイツ〗を蘇生する効果もある。万能サーチの〖聖なる篝火〗を持ってこれるので、デッキの潤滑油になってくれそう。

 

また、〖フォトンワイバーン〗の全体除去を生かすため、相手モンスターを裏側にする手段を考えたところ、〖土地鋸〗を使うことにしました。

 

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土地鋸

レベル3 地 爬虫類/効果

ATK/1600 DEF/500

このカードが特殊召喚に成功した時、このカード以外のフィールド上の特殊召喚されたモンスターを全て裏側守備表示にする。「土地鋸」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

このデッキ案が机上論となっているのは、このカードの上手い使い方が思いついていないことが原因だったりします。SS時に自身以外のモンスターを全て裏側にする効果を持っていますが、通常召喚時に効果が発動しないため、このカードの展開方法は考える必要があります。

 

今のところは、爬虫類族なことを利用して〖溟界の蛇睡蓮〗で蘇生する型を考えていますが、〖溟界〗と〖ホーリーナイツ〗を組み合わせるにしてはパワー不足なデッキになってしまっているのが、不満感を煽ってしまっています。

 

〖ダメージ・コンデンサー〗等を活用して、相手ターン中に〖土地鋸〗を展開できれば、相手の妨害も兼ねることができるので、そちらの使い方も模索していきたいところです。

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おわりに

自分のデッキについての記事は、書いていて改善すべきところに気づくことが多い気がします。デッキと向き合う時間が足りてないんだなぁと実感させられます…。

 

今回も記事を書きながら、〖ホーリーナイツ〗の噛ませ方や〖土地鋸〗を「溟界」で展開しようとしたのが適当すぎたなぁと感じました。思い出したときにまたリベンジしたいと思います。

 

特に致命的なのが、〖煌めく聖夜〗のドロー効果を狙いに行っても、〖冥界の宝札〗の劣化になりやすく、〖ホーリーナイツ〗と組み合わせる理由としては弱いように感じました。召喚権の追加は嚙み合っているので、他のカード群をもっと吟味していきたいところです。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

【トラソニコントロール】デッキ ~トランソニックバードで盤面操作~

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↑デッキ名は"トランソニックブーム"。

凝った名前のデッキ名を付けたことがなかったので、考えている時間が楽しかったです。(小並感)

 

 (余談ですが、ソニックブームとは音速以上の速度で飛行する飛行機が出す衝撃波が原因で発生するので、トランソニック(音速に近い)のときに発生することは無いと思われますが、その矛盾に美しさが感じられるということでお願いします。)

 

デッキ内容

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 メイン44枚

青眼の白龍×2

ゴッドフェニックス・ギア・フリード×1

霞の谷の巨神鳥×1

憑依覚醒-デーモン・リーパー×1

BF-精鋭のゼピュロス×1

エッジインプ・シザー×1

ヴァイロン・キューブ×1

B・F-毒針のニードル×3

レフティ・ドライバー×3

ドラグニティ・トリブル×1

焔聖騎士―リナルド×2

伝説の白石×1

B・F-必中のピン×1

ライティ・ドライバー×3

sophiaの影霊衣×1

霊魂鳥神-彦孔雀×1

マジシャン・オブ・ブラックカオスMAX×1

霊魂鳥神-姫孔雀×1

トランソニックバード×1

クラウソラスの影霊衣×1

翼の恩返し×1

貪欲な壺×3

高尚儀式術×2

高等儀式術×1

影霊衣の反魂術×1

音速を追う者×1

リビング・フォッシル×1

焔聖剣―デュランダル×1

契約の履行×1

やりすぎた埋葬×1

祝福の教会-リチューアル・チャーチ×3

 

エクストラ15枚

シューティグ・ライザー・ドラゴン×1

ドリル・ウォリアー×1

虹光の宣告者×1

ゴヨウ・ディフェンダー×2

ダイガスタ・エメラル×1

RR―フォース・ストリクス×1

ファイア・ウォール・ドラゴン×2

王神鳥シムルグ×1

聖騎士の追想ゾルデ×1

トロイメア・ケルベロス×1

水晶機巧-ハリファイバー×1

激撮―ディスパラッチ×1

サクリファイス・アニマ×1

 

 

 

デッキの概要

コンセプトは、

ひたすら〖トランソニックバード〗で相手の盤面をコントロールする

です。

 

トランソニックバード

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レベル4   鳥獣 闇/儀式

ATK/0   DEF/2400

「音速を追う者」により降臨。
①:1ターンに1度、発動できる。
手札の儀式魔法カード1枚を相手に見せ、そのカードにカード名が記された儀式モンスター1体をデッキから手札に加え、見せたカードをデッキに戻す。②:相手ターンに1度、デッキから儀式魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。この効果は、その儀式魔法カード発動時の儀式召喚する効果と同じになる。③:儀式召喚したこのカードがリリースされた場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。 

 

このデッキでは、主に②の効果で"高尚儀式術"を使用していきます。

 

高尚儀式術

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 【儀式魔法】
儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、手札の通常モンスターをリリースし、デッキから儀式モンスター1体を儀式召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。

 

のちに説明する初動の中で、レベル8の〖青眼の白龍〗を手札に加えるので、これをコストにレベル8の儀式体をフリーチェーンで展開していきます。

 

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〖霊魂鳥神―彦孔雀〗・・・着地時にモンスター3体を手札バウンス(対象取らない)
〖霊魂鳥神―姫孔雀〗・・・着地時に魔法罠3枚をデッキバウンス(対象取らない)

〖マジシャン・オブ・ブラックカオスMAX〗・・・着地したターン中のモンスター効果の発動を封じる

 

 また、ロマン枠として〖sophiaの影霊衣〗を一枚刺しています。相手ターン中に打てると大変強力です(が、盤面を固めたあとにダメ押し的な使い方になってしまうので、本記事では紹介に留めておきます。)

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初動の流れ

手札:〖ライティ・ドライバー〗 or 〖B・F―毒針のニードル〗

 

↓動画で見たいという方はこちらから

 https://mobile.twitter.com/Toribyu_to/status/1428199512359587842?cxt=HHwWhMCiqff4_dEnAAAA

 

凡例:NS…通常召喚 EF…効果 SS…特殊召喚 CS…シンクロ召喚 LS…リンク召喚 

 

〖ライティ・ドライバー(B・F―毒針のニードル)〗NS → NS時EFで〖レフティ・ドライバー〗をSS(〖B・F―必中のピン〗をサーチ後、自身の効果でSS) → 場に揃った2体のモンスターで〖ゴヨウ・ディフェンダー〗CS → 〖ゴヨウ・ディフェンダー〗EFで〖ゴヨウ・ディフェンダー〗SS → 2体の〖ゴヨウ・ディフェンダー〗で〖聖騎士の追想 イゾルデ〗LS → 〖聖騎士の追想 イゾルデ〗1stEFで〖ゴッド・フェニックス・ギアフリード〗をサーチ → 〖聖騎士の追想 イゾルデ〗2ndEFで〖焔聖剣―デュランダル〗を落として〖焔聖騎士―リナルド〗をSS → 〖焔聖騎士―リナルド〗2ndEFで墓地の〖焔聖剣―デュランダル〗を回収 → フィールドのモンスターに〖焔聖剣―デュランダル〗を装備 → 〖焔聖剣―デュランダル〗EFで2枚目の〖焔聖騎士―リナルド〗をサーチ → チューナー扱いで〖焔聖騎士―リナルド〗SS → チューナーの〖焔聖騎士―リナルド〗と〖聖騎士の追想 イゾルデ〗で〖水晶機巧-ハリファイバー〗LS → 〖水晶機巧-ハリファイバー〗EFで〖ヴァイロン・キューブ〗SS → 〖焔聖騎士-リナルド〗と〖ヴァイロン・キューブ〗で〖虹光の宣告者〗CS → 〖ヴァイロン・キューブ〗EFで〖やりすぎた埋葬〗をサーチ → 〖ゴッド・フェニックス・ギアフリード〗をコスト(〖虹光の宣告者〗がいるため除外される)にして〖やりすぎた埋葬〗を発動し、〖ヴァイロン・キューブ〗SS → 〖虹光の宣告者〗と〖ヴァイロン・キューブ〗で〖シューティング・ライザー・ドラゴン〗CS → 〖虹光の宣告者〗EFで〖音速を追う者〗をサーチ、〖ヴァイロン・キューブ〗EFで〖リビング・フォッシル〗をサーチ、〖シューティング・ライザー・ドラゴン〗EFで〖エッジインプ・シザー〗を落としてレベルを4にする → 〖リビング・フォッシル〗を発動し、墓地の〖虹光の宣告者〗SS → レベル4の〖シューティング・ライザー・ドラゴン〗と〖虹光の宣告者〗で〖RR-フォース・ストリクス〗SS → 〖RR-フォース・ストリクス〗EFで〖トランソニックバード〗をサーチ → 〖水晶機巧-ハリファイバー〗と〖RR-フォース・ストリクス〗で〖王神鳥シムルグ〗をLS → 墓地に送られた〖虹光の宣告者〗EFで儀式素材をサーチ → 〖音速を追う者〗を発動し、〖トランソニックバード〗をSS(儀式素材は自由)

【エンドフェイズ中】

〖王神鳥シムルグ〗EFで〖ドラグニティ・トリブル〗SS → 〖ドラグニティ・トリブル〗EFで〖伝説の白石〗を落とす → 〖伝説の白石〗EFで〖青眼の白龍〗をサーチ

【相手ターン中(誘発即時)】

〖トランソニックバード〗2ndEFで〖高尚儀式術〗を落とし、手札の〖青眼の白龍〗を素材としてレベル8の儀式モンスターSS

 

[最終盤面]

手札:〖青眼の白龍

フィールド:〖王神鳥シムルグ〗 + 〖トランソニックバード〗 (+ 〖ドラグニティ・トリブル〗)

 

 

このような長い初動を経て、盤面を固めていきます。

 

 

この初動は、以下の二つを達成するために組まれています。

①〖トランソニックバード〗を儀式召喚する

②〖高尚儀式術〗のコストとなる〖青眼の白龍〗をサーチする

 

これにより、前述したレベル8儀式を展開する体制を整えていきます。

 

 このデッキは初動にかなり偏っており、おまけにデッキ枚数が少ないので、本来初動で引っ張ってくるはずのカード(〖焔聖剣―デュランダル〗、〖エッジインプ・シザー〗、儀式関連など)を引いてしまうことが多々あります。

 

 そこでこのデッキでは、そのような本来初動の中で触っていくカードを引いた場合に、それらがなるべく上振れとなるようにカードを刺しています。〖焔聖剣-デュランダル〗を引いてしまった場合は、〖トランソニックバード〗や〖マジシャン・オブ・ブラック・カオスMAX〗を蘇生できる〖契約の履行〗を代わりに持ってくるなど、引いてもサーチを空撃ちしないようになっています。

 

ex. 引いたカード → 代わりに持ってくるカード

 〖焔聖剣―デュランダル〗 → 〖契約の履行〗

 〖エッジインプ・シザー〗 → 〖クラウソラスの影霊衣〗

 〖トランソニックバード〗 → 〖BF-精鋭のゼピュロス〗

 

↓盤面が完成したときのイメージ図

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この初動によってフィールドに残っている〖王神鳥シムルグ〗は、〖トランソニックバード〗や〖激撮ディスパラッチ〗で守りながらリクルート効果を繰り返し使うことができます。

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これによって〖霞の谷の巨神鳥〗を何回も展開でき、高い制圧力を保つことができます。

〖王神鳥シムルグ〗はリンク先に鳥獣族がいると強固な耐性を付与できるので、盤面を崩しにくくできます。

 

 初動の中で召喚した〖虹光の宣告者〗は、〖祝福の教会―リチューアル・チャーチ〗で蘇生していきます。

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 このカードは、〖トランソニックバード〗で使い終わった儀式魔法を使いまわす目的で入っていますが、〖虹光の宣告者〗を蘇生することで制圧力を高めるという使い方もできます。

 儀式モンスターを使いまわすことを目的としたカードとして、〖貪欲な壺〗が入っています。〖貪欲な壺〗だけでは足りない場合もあるので、〖BF-精鋭のゼピュロス〗から〖ダイガスタ・エメラル〗を立てることで、応急処置的にモンスターをデッキに戻していく対策も取っています。

 

 また、〖高尚儀式術〗用に〖青眼の白龍〗を常に手札に握っておく必要があるので、〖王神鳥シムルグ〗の真下に〖ファイアウォール・ドラゴン〗を出したり、〖ライティ・ドライバー〗から出せる〖ドリル・ウォリアー〗からサルベージしていくことで、〖トランソニックバード〗の効果を繰り返し使用できるようにもなっています。

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おわりに

 書いていて気づきましたが、前回書いた〖魔鍵星杯アームド〗とデッキ内容被りすぎですね。

 効果を繰り返し使っていくことに重点を置いたデッキは、息が長くて戦い続けることに長けていて、ターン数が長くなればなるほど楽しく回せるように感じます。ただ、初動に偏りすぎているのはデュエルが始まって間もなくの妨害に引っ掛かりやすいので、出来れば初動が分散したデッキを組みたいなと最近は思うようになりました。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。下に内容被りすぎなデッキを載せてありますので、時間の許す方はそちらも見ていただけるとありがたいです。

 

toribyu-to.hatenadiary.jp

今週の机上論 ~「ふわんだりぃず」出張セット?~

はじめまして、てばさきです。

 

今回から思いついてもデッキにならなかったコンボやギミックを、短めに「机上論」シリーズとして記事にしてみることにしました。

 

本記事で紹介するのは、〖ふわんだりぃずと夢の町〗を使った「ふわんだりぃず」出張セット(机上論)です。

 

ふわんだりぃずと夢の町

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【 通常罠 】

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
レベル4以下の鳥獣族モンスター1体を召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分がレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合、
このカードを除外して発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。

 

 

このカードから、〖ふわんだりぃず×ろびーな〗〖ふわんだりぃず×いぐるん〗と召喚していきます。

 

左:ろびーな   右:[いぐるん]

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ふわんだりぃず×ろびーな[いぐるん]

レベル1 [風] 鳥獣族/効果

ATK/600 DEF/1200[ATK/800 DEF/1000]
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキからレベル4以下[レベル7以上]の鳥獣族モンスター1体を手札に加える。
その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
(2):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
(3):このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。

 

 

〖ふわんだりぃず×ろびーな〗を召喚できれば、〖ふわんだりぃず×いぐるん〗をサーチ&召喚でき、即座に最上級鳥獣族の召喚につながります。

 

それに加えて(2)と(3)の効果もあるので、アドバンス召喚の素材となった後もこれらは手札に戻ってきます。

 

手札が増えるうえに大型の鳥獣族を召喚できるので、動きとしてはかなり強いわけですが、問題はこれらの効果に特殊召喚ができなくなる制約がついていることです。

 

そこで、〖ふわんだりぃずと夢の町〗で相手ターン中にこれを行い、この制約を回避しようというわけです。

 

ふわんだりぃずと夢の町

【 通常罠 】

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
レベル4以下の鳥獣族モンスター1体を召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分がレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合、
このカードを除外して発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。

 

 

つまり、〖ふわんだりぃず×ろびーな〗と、〖ふわんだりぃずと夢の町〗を揃えることができれば、特殊召喚縛りを気にせずに「ふわんだりぃず」を混ぜることが出来るのではないかというのが、今回の机上論です。

 

参考程度ですが、僕がこの2枚を揃える手段として行ったことを紹介します。

 

①〖ふわんだりぃずと夢の町〗3枚と〖トラップ・トリック〗3枚のうち1枚を引き込む。

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②〖王神鳥シムルグ〗を立て、〖LL-コバルト・スパロー〗に繋げることで、〖ふわんだりぃず×ろびーな〗を確保する。

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この2つを行うことで、最上級鳥獣族を相手ターン中に出せるようにしました。

 

補足すると、アドバンス召喚に成功すると、〖ふわんだりぃずと夢の町〗の(2)の効果で皆既日食が打てるので、召喚先が何であれ、妨害として強力に機能します。

 

ふわんだりぃずと夢の町

【 通常罠 】

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
レベル4以下の鳥獣族モンスター1体を召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分がレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合、
このカードを除外して発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。

 

また、アドバンス召喚の素材になった下級の「ふわんだりぃず」達は手札に戻ってくるので、次のアドバンス召喚用の札となるのは勿論のこと、〖ふわんだりぃずと未知の風〗によるリロードのコストとすることも出来ます。

 

ふわんだりぃずと未知の風

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【永続魔法】
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分がモンスター2体のリリースを必要とするアドバンス召喚をする場合、モンスター2体をリリースせずに自分フィールドのモンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を墓地へ送ってアドバンス召喚できる。(2):自分メインフェイズに発動できる。手札の鳥獣族モンスターを2体まで相手に見せ、好きな順番でデッキの一番下に戻す。その後、自分は戻した数だけデッキからドローする。

 

 

また、"ふわんだりぃず×いぐるん"から召喚する最上級鳥獣族として有力なのは、〖夢の町〗で出したターン中の妨害と、次ターン以降の展開補助を行える「ふわんだりぃず」の最上級モンスター でしょうか。

 

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ふわんだりぃず×えんぺん(☆10)

召喚時に"ふわんだりぃず"魔法罠のサーチ、その後モンスターを召喚できる

条件付きの疑似的なスキルドレイン[永続効果]

戦闘時に手札コスト1枚(除外)で攻守半減

 

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ふわんだりぃず×すのーる(☆10)

召喚権を3回に増加[起動効果]

手札コスト1枚(除外)に皆既日食[誘発即時効果]

 

 

最上級の鳥獣族なら何でも出せるので、一応「ふわんだりぃず」以外のカードにも繋がります。

 

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風帝ライザー(☆8)

アドバンス召喚時に、

フィールドのカード2枚を対象にとり、1枚ずつデッキと手札に戻す。

自分or相手の墓地のカードを1枚デッキに戻す。

 

 

おわりに

机上論なのでネガキャンで締めさせていただきますが、2枚で行うにしては大がかりなコンボであることは、言うまでもないと思います。自分ターンに行うと特殊召喚ができなくなる以上、このコンボの枠を割きすぎると他の展開の邪魔をしかねません。

 

しかしながら、縛りのきつい「ふわんだりぃず」を混ぜられるというところに魅力が感じられ、ボツにするのは少しもったいないと思い、このような形で記事にさせていただきました。

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

「水晶機巧(クリストロン)」のススメ 〜テーマ解説をやってみたかった〜

お久しぶりです。てばさきです。

 

今回は、純構築の「水晶機巧(クリストロン)」の回し方や、構築に関することの解説を行っていきたいと思います。

 

 

①クリストロンの軽い紹介

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みなさんは、「クリストロン」というテーマをご存じでしょうか?

最強のリンクモンスターとして名高い〖水晶機巧-ハリファイバー〗の存在から、テーマとしての知名度はそこそこある印象ですが、実際に純構築の「クリストロン」の展開や、構築事情まで知っている方は少ないのではないでしょうか。

 

花の9期で登場した「クリストロン」は、相手ターンシンクロを特徴とする機械族のテーマです。まずは、「クリストロン」カードをそれぞれ解説していきたいと思います。

 

チューナー達の共通効果は、モンスターを1体出したのち機械族シンクロを相手ターンにシンクロ召喚することが出来ます

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クオン・・・手札のモンスターとシンクロ

シトリィ・・・墓地のモンスターとシンクロ(素材は除外される)

リオン・・・除外されているモンスターとシンクロ(素材はデッキにいく)

ただ、この効果では機械族のシンクロ体しか出せなかったり、3体以上の素材を必要とするモンスターも出せなかったりするので、出せるモンスターは結構限定されています。自由にシンクロモンスターを展開するためには、後述するシンクロチューナーを中継する必要があるので、この3種のチューナー達は、その中継地点と考えながら回していくことになります。

 

 

下級の非チューナー達は、自分のカードを一枚破壊し、前述の「クリストロン」チューナーをリクルートする効果と、墓地から自身を除外することで展開のサポートができます。

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シストバーン・・・「クリストロン」モンスターをサーチ

スモーガー・・・「クリストロン」魔法罠をサーチ

ローズニクス・・・レベル1トークンを生成

プラシレータ・・・手札の「クリストロン」をSS

↑墓地から除外することで使える効果

 

「クリストロン」チューナーをリクルートする効果は、発動後に機械族シンクロしかEXから出せない制約がついたり、2つの効果はいずれか1ターンに1度しか発動できなかったりします。

 

自分ターンに課せられる制約も展開の邪魔になりますが、なによりも相手ターン中の展開ルートを見越してモンスターを準備していかなければいけなかったりリクルートが多いぶんデッキ内に残っているモンスターを把握していないといけなかったりと、不自由なく回せるようになるには相当デッキを回して慣れる必要があります。

あるあるなのが、「この手札だったら、ここまで展開できるんじゃね?」と欲張って、結果レベルが合わずに何も出せなくなる、といった現象がたびたび発生します。欲張らずに温存という形で手札を取っておく判断も時には必要となります。

 

唯一の上級モンスターである〖サルファフナー〗は、「クリストロン」を回すうえで最も重要なカードです。

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テキストが若干ごちゃごちゃしてますが、要するに墓地にいるときに、手札の「クリストロン」カードを切ることで自身の自壊を挟みつつ「クリストロン」モンスターをリクルート出来ます墓地発動なので、手札に「クリストロン」カードさえあれば、毎ターンリクルートすることができます。このカードさえ墓地に送れれば展開がかなり拡張します。

 

つづいて、罠カードの紹介です。

〖クリストロン・インパクト〗は、除外されている「クリストロン」を帰還できる通常罠で、効果を使い終わった「クリストロン」非チューナーを墓地に戻しつつ頭数を増やせるので、モンスターの数に困ったときなどに重宝します。

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何気に〖ハリファイバー〗も帰還できたりと、展開補助としての貢献度はかなり高いです。②の墓地効果も、対象に取って効果を無効化してくる〖エフェクト・ヴェーラー〗などを防ぎながら、確実に効果を通すことが出来たり非常に優秀です。

 

〖クリストロン・エントリー〗は手札と墓地から「クリストロン」チューナーを1体ずつ出せる通常罠です。

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採用枚数や発動機会こそ少ないですが、場に1体でもモンスターが入れば大型のシンクロモンスターを展開できるので、〖スモーガー〗のサーチ先として1枚は入れておきたいところです。墓地効果もかなり強いので、これを目当てに2枚採用するのもありです。

 

②よく採用されるシンクロモンスター

ここからは、「クリストロン」デッキでの採用率が高いシンクロモンスターを紹介していきます。

 

⒈水晶機巧-クオンダム

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相手ターンシンクロをするチューナー筆頭のクオンダム君。

前述の「クリストロン」チューナーと違い、相手ターンシンクロを行えるシンクロチューナー達はシンクロ召喚先に種族指定が無いことに加えて、自分フィールドのモンスターを好きな数巻き込んでシンクロ召喚できます。また、このカードに関しては〖クリストロン・エントリー〗で蘇生できるため、なるべく序盤で使って墓地に置いておきたいシンクロチューナーでもあります。

 

⒉アクセル・シンクロン

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第2のクオンダム枠のアクセロン君。

「クリストロン」チューナーから出せるレベル5機械族シンクロチューナーとしての価値が高く、相手ターンにシンクロ召喚する効果もあるので、「クリストロン」モンスターと言っても過言ではない程の親和性があります。また、「シンクロン」を落とすことでレベルを変動させる効果も、困ったときに展開の助けになってくれます。(レベル調整と墓地効果の観点から、〖ジェット・シンクロン〗が最も採用しやすいと思います。)

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⒊水晶機巧-アメトリクス

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機械族シンクロのレベル5の枠エントリーNo.1。

着地時に相手場のモンスターを全て守備表示にできバトルフェイズ中にシンクロ召喚することで防御札として機能します(手札事故を起こしたときのごまかし要員として活躍することがあったりなかったり)

ただ、守備表示にする効果は特殊召喚されたモンスター限定だったり、そもそもリンクモンスターには利かなかったりするので、いつも頼りになるわけではないのが少々残念なところです。

 

⒋超重剣聖ムサ-C

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機械族シンクロのレベル5の枠エントリーNo.2。

着地時に墓地の機械族を回収できるので、初動で使った〖スクラップ・リサイクラー〗を使いまわしたり、〖クリストロン・エントリー〗で出すチューナーを確保するのに使えます

 

⒌甲化鎧骨格(インゼクトロン・パワード)

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機械族シンクロのレベル6の枠。

相手ターンにシンクロ召喚すると、疑似的な和睦状態に出来ます。壁としても非常に優秀ですが、これを出した相手ターン中にレベル10シンクロ等を展開する動きでも、相手の動きを大きく制限できます。

 

⒍ F.A.ライトニングマスター

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機械族シンクロのレベル7の枠。

メインデッキの「クリストロン」チューナー達の効果で出せる機械族シンクロの中で、一番性能が高いです。魔法罠を1回止められるので、お手軽に制圧できたり、レベルを2つ下げた後に意外なシンクロ召喚が出来たりもします。

(このカードが出る前は〖超重忍者シノビーA・C〗がレベル7の枠を努めていましたが、今となっては出る場面が限られてしまいました。)

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⒎ブラックローズ・ドラゴン

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相手ターンに出せたら絶対強いであろうブラロ先輩。

終着点となるモンスターにしてはややレベルが低いですが、それゆえの手軽さから繰り出せる全ぶっぱ効果は、レベル計算をミスしたときであっても活躍します。しかしながら、全破壊効果は時の任意効果なので、相手ターン中に出す際はタイミングに気をつける必要があります。

 

⒏白闘気白鯨

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水属性縛りシンクロで最強のクジラ先輩。

ダブルパンチ&貫通&自己蘇生持ちと、判明した当時は大変騒がれたカードですが、着地時に条件付きサンダーボルト(これも時の任意効果なので、タイミングに注意)もついでにやってくれるので、このモンスターを相手ターン中に出せれば対戦相手はコロッと死んでくれます。

 

クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン

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みんな大好きなクリスタル先輩。

相手ターン中に出すことは少なく、後述する〖スターダスト・ウォリア―〗になりそびれた〖甲化鎧骨格〗や、生き残った〖水晶機巧-アメトリクス〗を使って雑にシンクロ召喚することが多いです。シンクロモンスター単位で見ても単体性能が高いですが、「クリストロン」デッキにおけるこのカードの依存度はさほど高くないので、採用しない方も少なくないです。

 

⒑氷結界の龍-トリシューラ

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こちらもみんな大好きトリシューラさん。

ボードアドバンテージ的には〖水晶機巧-グリオンガンド〗に劣りますが、対象を取らずに手札も除外できるのは、長期戦であるほど痛い一撃になりやすいです。(この効果も、時の任意効果。)フィールドのカードを3枚バウンス出来る〖ミスト・ウォーム〗も、同じ召喚条件の中では魅力的なカードですが、こちらは〖グリオンガンド〗とやや役割が被るので、そこで差別化が出来るでしょうか。

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⒒水晶機巧-フェニキシオン

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バックが厚いデッキにとことん刺さるフェニキシオン先輩。

相手の魔法罠を全て除外でき、バックで盤面を固めるデッキで活躍します。墓地の魔法罠も除外できるので、〖復活の福音〗や〖ブレイクスルー・スキル〗などの、墓地にいても効果を発動できるカードをまとめてどかすことができます

 

⒓水晶機巧-グリオンガンド

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 「クリストロン」デッキの相棒枠。(なお、相手にとってはトラウマ枠。)

「クリストロン」はチューナーを供給しやすいので、チューナー2体以上という召喚条件を満たしやすく、レベル的にも色んなシンクロ素材の組み合わせが考えられるので、頭数が揃えば大抵シンクロ召喚できます。相手ターン中に場と墓地のモンスターを3体除外できるのは、いついかなる状況であっても刺さることが多いので、とりあえずこのカードを連打しておけば勝てることも少なくないです。

 

⒔スターダスト・ウォリアー

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シンクロモンスター2体で出せるレベル10シンクロ。

自身を一時的にリリースすることで相手の特殊召喚を無効にする効果を持ちます。機械族シンクロの〖水晶機巧-クオンダム〗と〖甲化鎧骨格〗でシンクロ召喚でき、「クリストロン」チューナーを2体用意できれば大抵シンクロ召喚できます。〖甲化鎧骨格〗を挟むことで、特殊召喚を無効にする効果を使った後でも安全が保障されているところが、相手ターンにこのカードを出せる「クリストロン」の強みとも言えます。今となっては〖サテライト・ウォリアー〗との選択になっていますが、個人的には〖スターダスト・ウォリアー〗が活躍するデッキは少ないので、優先的に採用されてほしいカードだったりします。

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他にも〖月華竜・ブラックローズ〗や、「PSYフレーム」のシンクロ体など、着地時または誘発即時で妨害効果が打てるシンクロモンスターはほとんどが採用圏内なので、15枚の枠と相談して、自分なりのEXデッキにしてみてください。

 

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③テーマ外で採用したいカード

 「クリストロン」を回してみたい方のために、このカード入れてみたらいいよ、というカード達を紹介します。

 

⒈スクラップ・リサイクラ

⒉ジェネクスウンディーネ

⒊マスマティシャン

 

これらのカードは初動で〖水晶機巧-サルファフナー〗を落としたり、下級非チューナーの墓地効果の発動を誘導して、展開補助を行うために採用されます。これらのカードを全て採用することは少ないですが、デッキ枚数40枚程度であったらこの中の2つを3枚ずつ積むのがちょうどいいのではないかと思われます。(ただ、6枚投入するのは過剰と感じることもあるので、そこは構築される方のドロー力によって多少変動すると思います。)

 

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〖スクラップ・リサイクラー〗はこの中ではクセが無いので、一番使いやすく、採用率も高いです。〖超電磁タートル〗や〖機巧蛙-磐盾多邇具久〗も落とせたりできるので、構築の幅が利くところも評価点です。〖化石調査〗と〖スクラップ・エリア〗に対応している〖スクラップ・ラプター〗からサーチ可能なのも大きいですね。

 

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〖ジェネクスウンディーネ〗は、サーチ先の〖ジェネクス・コントローラー〗も一緒に採用する必要がありますが、〖白闘気白鯨〗のシンクロ素材になれる点や、〖氷結界〗、〖サルベージ〗等に対応している点で、他2枚よりも優れています。

 

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〖マスマティシャン〗はあらゆる下級モンスターを落とせますが、〖シストバーン〗の効果を使わないと〖サルファフナー〗にアクセス出来ないところが、他の2枚と大きく劣る部分です。(〖シストバーン〗の効果がそのターン中打てなくなるので)この中では最も採用されづらいですが、可能性はあるので一考くらいの余地はあると思います。

 

⒋ジェット・シンクロン

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2枚程度積んでおくと〖アクセル・シンクロン〗のレベル調整で役に立ってくれます。手札に来てしまっても、〖水晶機巧-ハリファイバー〗のリンク素材にしてしまえばいいので、腐る場面は少ないです。〖スクラップ・リサイクラー〗からチューナーを供給する動きにも使えます。

 

⒌真竜皇バハルストスF

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手札の水属性を2枚破壊することで、魔法罠を2枚はがすことが出来ます。墓地効果を積極的に使っていきたい「クリストロン」非チューナーをバック除去という形で墓地に送ることが出来ます。〖ツインツイスター〗と異なり、対象を取らずに除外するので、バック除去の性能としてはこちらのほうが高いです。また、コストは破壊という形で墓地に送られるので、〖水晶機巧-サルファフナー〗のリクルート効果が発動できる点も評価点です。

 

⒍補給部隊

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毎ターン〖水晶機巧-サルファフナー〗で自壊を行えるので、「クリストロン」では優秀なドローソースになります。名称ターン1ではないので、3積みしても腐りづらく、むしろその分アドバンテージを稼ぎやすいのが非常に使いやすいです。

 

 

他にも、〖光来する奇跡や〖スターライト・ジャンクションなどを投入することで、デッキの回転力や除去力を高めることも出来ます。ここで採用されるカードによって、「クリストロン」デッキとしての色が出るので、EXデッキの次に拘りたい部分です。

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④展開の一例

 現在、相手ターンシンクロを容易とする〖水晶機巧-ハリファイバー〗は制限カードとなっています。そのため、相手ターンシンクロを継続的に行わなければいけない「クリストロン」デッキでは、EXデッキの〖ハリファイバー〗をなるべく温存して戦う必要があります。

ここでは、そんなハリファイバーに頼らない展開の一つを紹介していきたいと思います。(展開動画のリンクも貼っておきます。)

 

初期手札:〖スクラップ・リサイクラー〗 + 〖水晶機巧-スモーガー〗

 

マスタールール変更前(リンク召喚導入前)で一番重宝した展開パターン〖水晶機巧-グリオンガンド〗と〖氷結界の龍 トリシューラ〗のどちらかを選択できるので、安心感がパナいです。

 

 

〖スクラップ・リサイクラー〗NS

〖スクラップ・リサイクラー〗EFで〖水晶機巧-サルファフナー〗を落とす

〖水晶機巧-サルファフナー〗EFで手札の〖水晶機巧-スモーガー〗を切りつつSS&自壊&〖水晶機巧-プラシレータ〗SS

〖水晶機巧-プラシレータ〗1stEFで自身を破壊し、〖水晶機巧-シトリィ〗SS

墓地の〖水晶機巧-スモーガー〗EFで〖クリストロン・インパクト〗をサーチ

 

《相手ターン中》

〖水晶機巧-シトリィ〗EFで墓地の〖水晶機巧-プラシレータ〗をSSし、〖水晶機巧-クオンダム〗をCS

〖クリストロン・インパクト〗で除外されている〖水晶機巧-シトリィ〗〔or水晶機巧-プラシレータ〕をSS

〖水晶機巧-クオンダム〗EFで、〖水晶機巧-グリオンガンド〗〔or氷結界の龍 トリシューラ〕をCS

 

「クリストロン」というテーマ自体、初手札毎の展開パターンを逐一マニュアル化されることが多いですが、引いたカードによってその都度展開を考えたり、上振れ展開を考えられるようになったほうがデッキを回すときの楽しさがあると思うので、覚えておくパターンは1、2種類程に抑えておくのがいいと思います。

 

最後に

 記事を書いていても感じましたが、「クリストロン」ほど展開に頭を使うカテゴリは少ないように思います。次の相手ターンにはこういうルートでこのシンクロモンスターを出そう、という意識をしながら回さなければならず、更には同じモンスターばかり擦ってEXデッキが枯渇したり、メインデッキのチューナーにおいてもリクルートしすぎて足りなくなったりと、回していてもプレイミスがかなり生じます。ましてや、展開の選択肢が多いと、その都度の最適解を導くだけで一苦労です。

 

 ただ、そういったミスは構築の時点でカバーできます。例えば、EXデッキやメインのチューナーを速攻で枯渇させてしまうのであれば、〖貪欲な壺〗を投入してみたり、出したいシンクロモンスターを積みすぎて展開中に終着点をよく見失ってしまうのであれば、終着点とするシンクロモンスターの種類を減らしてみたりと、回してから気づいた改善点は、プレイング以外のところで直していくのも手です。また、その中で新たにシンクロモンスターやギミックが追加されることで、また別の改善点が出てきたりするので、そういったことを繰り返しながら、延々と構築を楽しんでいってほしいと思います。興味を持った方はぜひ組んでみてください。

 

 最後に熱く語ってしまいましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。楽しい「クリストロン」ライフの一助になれば幸いです。

 

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『影霊衣ドラグマ』デッキの紹介

どうも。弟のてばさきです。

今回は友人のバルサミコ君に記事を書いてもらいました。決められた書式等を渡していないので、普段と大分違う書き方になっていますが、そこも楽しんでいただけるとありがたいです。ではどうぞ

 

 

 どうも、最近リンクスを始めてジェムに心を奪われました、"ジェムナイト・バルサミコ"です。


みなさん「影霊衣」って知ってますか?

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そうです。一時期環境にもいた、あの「影霊衣」のことです。ついこの間まで『クラウソラス』入りの『ドラグーン』が環境を荒らし回っていたので、みなさんの記憶に新しいかもしれません。最近遊戯王を始めた人からしたら『ドラグーン』、『リリーサー』と一緒に現れるクソカードというイメージしかないことでしょう。

 

しかし!!

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「影霊衣」はただのクソテーマではなく魅力に溢れたクソテーマなのです!!
今日はそんな、みなさんに「影霊衣」の魅力を教えるために、僕の考える、これなら勝てるという『影霊衣ドラグマ』デッキを伝授しにきました!!

 

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レシピがこんな感じです。見たまんまといえば見たまんまですね。

最近「影霊衣」は全然新規がもらえないので「ドラグマ」とかいう怪しい宗教団体に加入しました。最近、夜寝ると「ドラグマ」から支給された鎧の場所が移動してることがあるんですが、多分気のせいですね。

 

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アラ○ヴァルの影霊衣: ねぇ俺は?

 

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少年A: これってドラグマデッキじゃないの?

 

うるせぇぇえ(ノ`Д´)ノ---┻┻

 

【このデッキで主にやること】
このデッキの動きは至ってシンプル。儀式召喚やドラグマを駆使して〖ユニコールの影霊衣〗や〖クラウソラスの影霊衣〗、〖凶導の白騎士〗を出して制圧する。大まかに言うとこれだけですね。
しかしこれは儀式デッキの難点であり面白い点であるのですが、儀式召喚には儀式モンスターと儀式魔法の2枚を揃える必要があるため、一枚初動というものがほとんど存在しません

たとえばこのデッキでも一枚初動と言えるのは〖天底の使徒〗と、一枚で勝手に出てくることができる〖クラウソラスの影霊衣〗くらいです。と、いうわけでこのデッキを運用するときはいろいろなカードを駆使してサーチや回収などの一々交換を繰り返して理想の手札を作っていきます

そのためここではどうやっていい手札を作っていくのかを紹介します。

 

 ①手札(〖ユニコールの影霊衣〗と〖影霊衣の万華鏡〗)

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『万華鏡』発動で

f:id:Toribyu-to:20210619191015j:plainを墓地に送って、儀式カードをサーチ

f:id:Toribyu-to:20210619191646p:plainやったぜ!!

 

 ②手札(〖天底の使徒〗)

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f:id:Toribyu-to:20210619191451j:plain発動でf:id:Toribyu-to:20210619191015j:plain
を落としてf:id:Toribyu-to:20210619191945j:plainをサーチ

f:id:Toribyu-to:20210619191015j:plainの墓地効果でf:id:Toribyu-to:20210619192246j:plainをサーチ
f:id:Toribyu-to:20210619192246j:plainを発動しf:id:Toribyu-to:20210619192608j:plainを素材にf:id:Toribyu-to:20210619191945j:plain儀式召喚
f:id:Toribyu-to:20210619192608j:plain効果でエンド時に好きな「ドラグマ」モンスターをサーチかリクルート

f:id:Toribyu-to:20210619192800j:plainやったぜ!!

 

③手札(各種手札誘発などの、ATK1000以下のモンスターと〖教導の大神紙官〗)

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f:id:Toribyu-to:20210619193044j:plainを素材にf:id:Toribyu-to:20210619193400j:plainをリンク召喚

f:id:Toribyu-to:20210619193400j:plainを素材にf:id:Toribyu-to:20210619193920j:plainをリンク召喚

墓地のf:id:Toribyu-to:20210619193400j:plain を除外してf:id:Toribyu-to:20210619193118j:plain特殊召喚

f:id:Toribyu-to:20210619193118j:plain効果でf:id:Toribyu-to:20210619191015j:plainf:id:Toribyu-to:20210619192608j:plain を墓地に落とす。

f:id:Toribyu-to:20210619194434p:plainやったぜ!!

 

これらの展開に加えて普通の「ドラグマ」展開や「影霊衣」展開を駆使し、手札の状況や、対戦デッキを鑑みてその場その場にあった展開をしていきます

 

次にカード紹介です

【影霊衣編】

まずは主役の「影霊衣」の方々です。誰がなんと言おうとこの子達が主役です。基本的に影霊衣モンスターは展開や耐性付与の手札効果と、制圧や盤面除去などのモンスター効果の二つを持っています。現代では活躍の場が少ないものの依然としてカードパワーは強いです。また、「影霊衣」儀式魔法もそれぞれ強力な上、フィールドにモンスターがいない時に墓地効果を携えています。
こんなマジキチ集団が弱いわけない‼︎
弱いわけない‼︎

 

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まずは「影霊衣」のでかいやつ代表トリシューラさんです。
その効果は一見、本家のトリシューラと全く同じに言えますがあくまで影霊衣はパチモン集団なのでそんなことないです。本家様と違い相手の墓地と場と手札の全てにカードがないと効果が打てません。つまり先行で頑張ってこれ立てても2700のバニラ、青眼以下です。
このままいくと某社長の高笑いが聞こえてきそうなんでいいところを挙げると手札誘発としての運用はできますし後攻で出した時のパワーは依然として高いです。しかし必須枠ではないのでなくてもいいです。正味『グングニール』にしてハスハスするのもありです。

 

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説明不要の最強潤滑油の『ブリューナク』くんです。手札から切って「影霊衣」モンスターのサーチをします。どいつもこいつもすぐに手札から叩き落とすのであまり使われてませんが、場に出てる時の効果もexから出たモンスター2バウンスと結構強いです。
ちなみに最近セレクション10でノーマルで再録したため筆者はしっかり破産しました。
絶対に許せねぇ!!
「影霊衣」組むなら必須なんで30円コーナー漁ってきてください(涙目)

 

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『ドラグマ影霊衣』の中で、「影霊衣」代表の『ユニコール』くんです。この子の目玉はなんと言っても制圧効果。場にいるだけでエクストラデッキから出たモンスター全てを『スキドレ』してくれます。ちなみに手札効果で墓地回収もできるという驚きの充実具合。そりゃあ制限という檻にぶち込まれるわけですわ。ちなみに今は出所して三枚積めるようになってます。やったぜ。(ちなみに2枚しか入れてない模様)

 

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悪魔の呪文『リリーサークラウソラス』の『クラウソラス』の方。どこぞの『ドラグーン』と一緒に環境を荒らし回った張本人です。今頃『ドラグーン』くんと『リリーサー』さんは檻の中で仲良くしていることでしょう。このこは巻き込まれただけの友達枠なので禁止は免れましたがしっかりぶっ壊れです。手札から切ると儀式魔法のサーチはできるわエクストラから出たモンスター限定とは言えフリチェで効果無効かつパワーゼロできるわでみるからに最強です。ちなみに『フルルドリス』たんとこの子を同時に場に出すとオネショタが楽しめます。やったぜ!!

 

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クラウソラス』の相棒の儀式魔法です。墓地から「影霊衣」モンスターを儀式召喚できます。『クラウソラス』の効果でサーチして、そのまま墓地の『クラウソラス』を場に出せます。このカードに関してはこれ以上話すことがないので、写ってる巫女さん可愛いなぁハスハスとでも書いときます。

 

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降魔鏡です。墓地の「影霊衣」モンスターを素材にできるので強いです。ですが必須パーツというわけではなく、あれば強いって程度のカードです。しかしこれがないと『トリシューラ』の「ネクロス」の儀式召喚難易度が一気に上がってしまうので入ってます。

 

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「影霊衣」の万華鏡です。このデッキはこのカードがあったからできたようなものです。普通の儀式召喚はもちろん、合計値が素材のレベルになれば何体でも「影霊衣」モンスターを儀式召喚することができ、なおかつエクストラのモンスターも素材にすることができます。特にエクストラのモンスターを素材にできることが強く、〖旧神ヌトス〗や〖虹光の宣告者〗を墓地に送りながら〖ユニコールの影霊衣〗を出すことができるため、展開や盤面除去に使えます。また、墓地に送ったエクストラデッキのモンスターはそのままドラグマの大神祇官のコストにできます。やってることはほぼ〖天底の使徒〗なので弱いわけないです。

 

【ドラグマ編】

やばい宗教団体です。全体的にカードパワーがおかしく、『召喚ドラグマ』という形で一時期は環境トップにも躍り出てました。そのためコナミさんの鉄槌をくらい、〖天底の使徒〗を制限にされましたが、未だにその強さは健在で、『エルドリッチ』などとも手を組みながら時々環境にも顔を出しています。

 

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「ドラグマ」とかいうやばい宗教団体の教祖です。教祖というだけあってバリ強いです。まず墓地の融合、リンク、シンクロ、エクシーズのいずれかのモンスターを除外するだけで出せるという破格の召喚条件を持っています。教祖様はみんなが願えばすぐに出てくれるってことですね(多分違う)。ちなみに効果はエクストラデッキからカード名が異なるモンスターを二体墓地へ送れ、これをしたら相手もエクストラデッキから墓地へ送らなければならないというものです。これで落とすのは主に〖虹光の宣告者〗や〖灰燼竜バスタード〗を落として次の展開につなげたり〖旧神ヌトス〗を落として盤面除去したりできます
一見、対等に見える取引で自分だけアドを稼ぐ、やばい宗教団体の鏡ですね。

 

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中身(妖眼の相剣師)も外見(這う、首とか伸びる)も可愛いというパーフェクトクールビューティー。普段から威厳ある騎士としての立ち振る舞いをしているが〖教導の聖女エクレシア〗たんには逆らえないという設定(僕の中で)。このままいくと『フルルドリス』の魅力だけで記事が終わりかねないので止めときます。
というわけで効果の説明ですが効果としてはエクストラデッキからでたモンスターがフィールドにいるとフリーチェーンで出てきます。さらに、その時に「ドラグマ」モンスターがフィールドにいれば相手場のモンスター1体の効果を無効化できます。『エクレシア』たんの前で張り切ってしまう『フルルドリス』さんの様子が目に浮かびますね。また、「ドラグマ」モンスターの攻撃時に「ドラグマ」モンスター全体の攻撃力を500あげます。仲間も鼓舞するなんて鎧の爽やかナイス騎士ですな。本当に可愛いよ。

 

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教祖様がやばそうな菱形に対して手を広げてますね。『フルルドリス』さんの鎧が改造されるところでしょうか。〖影霊衣の万華鏡〗同様エクストラのモンスターを素材にしてドラグマ儀式モンスターを儀式召喚できます。これで〖灰燼竜バスタード〗や〖PSYフレームロードΩ〗を墓地に送って〖凶導の白騎士〗を出すことができます。

 

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イラストアドの化け物の『白騎士』くんです。『フルルドリス』の鎧がトランスフォームした姿らしく、『フルルドリス』と比べて紫色の装飾が増え、腕も4本になってます。自分の鎧勝手に魔改造された『フルルドリス』さんの顔が見てみたいですね。効果としては相手が魔法、罠、モンスター効果を発動した場合に自分のエクストラデッキからモンスターを墓地に置くってなおかつ相手のエクストラデッキをみて好きなカードを墓地に送り、なおかつ攻撃力をそれらのモンスターの合計値の半分アップさせます。この効果で他の「ドラグマ」同様〖旧神ヌトス〗や〖虹光の宣告者〗を落とした上で、相手エクストラデッキの主要カードを落として嫌がらせできます
また、この子は鎧なので防御力は高いのですが攻撃力はなぞの手と同じで500です。
しかしこれは〖虹光の宣告者〗の攻撃力を下回っているため〖天底の使徒〗を使えばそれだけでこいつと儀式魔法を持ってこれます。強いですね

 

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いっぱい食べる君が好き。みんな大好き『エクレシア』たんです。強さも可愛さもドラグマの核となるこの子ですが、公式の設定画に書かれたご飯はいっぱい食べるタイプという一文で数々の決闘者を虜にしました。

かわいいですね。

最近はアルバス君とゲド戦記ごっこに興じてますが、このデッキにはアルバス君は入ってないので諦めてフルルドリスさんとイチャイチャしてもらいます。グへへ

効果としては出た時にデッキから「ドラグマ」カードをサーチするのとエクストラデッキから出たモンスターがフィールドに存在する時に特殊召喚できます。

この効果、相手だけじゃなく自分の場も参照とかエクストラデッキのアンチなのかホープなのか、これもうわっかんねぇなぁ。

まぁそれはともかくこの子で〖ドラグマパニッシュメント〗をサーチで妨害を構えたり教祖さまをサーチして次の展開につなげたりと色々できます。

また、『フルルドリス』をサーチすることで『エクレシア』のピンチに駆けつける『フルルドリス』というエモエモプレイができます。2人ともかわいいよぉ。このカードは腐る場面とかないので、3枚入れといて損はないです。(財布への打撃は除く)

 

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壊れ。「ドラグマ」を環境にのし上げた一枚です。〖旧神ヌトス〗で場を破壊しながらサーチができたりします。こんなのが許されるわけないので現在は制限カードになってしまいました。悲しいですね。しばらく出所してもらわなくていいです。

 

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壊れ。なんか色々テキストが書いてありますがある特定の決闘者にはフリーチェーンで二枚破壊ができるよって書いてあるように見えるようです。もちろん僕もそう読めます。「ドラグマ」の出張性能の高さはここからきてると言っても過言ではないです。

 

【汎用枠編】

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儀式サポートフード美少女。まぁ実際のところは儀式サポートというわけでもないのですがこのデッキでの運用は主に〖虹光の宣告者〗を落とすことにあります。また、ステータスが500と低く、〖転生炎獣アルミラージ〗に食わせることができます。変な意味じゃないぞ!!

 

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これ入らないデッキは儀式デッキじゃないのかもしれない。


エクストラデッキ編】

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〖虹光の宣告者(アークデクレアラー)〗です。墓地に送られた時に儀式魔法か儀式モンスターをサーチすることができます。他にも強力な効果がありますが、このデッキではほとんど使うことはないので割愛します。
このカードがあるからこのデッキができたと言っても過言ではないです。「ドラグマ」で落としたり〖影霊衣の万華鏡〗で落としたり、フード美少女で落としたりすることでこのデッキを起動させてくれます。また、ステータスも一見600とクソゴミですが、実は〖凶導の白騎士〗より高いので〖天底の使徒〗から落とすことで〖凶導の白騎士〗をサーチすることができます

 

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〖灰燼竜バスタード〗です。墓地に送られたターンのエンドフェイズ時にデッキから「ドラグマ」モンスターか〖アルバスの落胤〗くんをデッキからサーチ、もしくはリクルートすることができます。これで『エクレシア』たんをリクルートしてそのまま『フルルドリス』たんを構えたり、教祖様をサーチして次のターンに備えたりします。

 

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決闘でよく見はするけど、場に出てることは滅多にない可哀想な人。
今日も誰かがどこかでこの方を落としていることでしょう。もはや墓地が定位置なこのカードですが、効果を読めばそうなってしまうのも納得です。このカードの効果はシンプルで墓地に送られた時にフィールドのカード一枚を破壊できます。えっ他の効果?しらんなぁ。
このデッキにはエクストラからモンスターを落とすカードが多くあり、これで盤面のお掃除ができて非常に便利です。〖旧神ヌトス〗さんには悪いですが、これからも楽しいセメタリーライフを送ってもらいましょう。

 

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この子は雑食なので、ゴキブリもデコっぱげ幼女もフード美少女も全て美味しく食べてくれる便利な子です。このデッキにモンスターの手札誘発が多いのはこのためですね。
この子を出すことで『エクレシア』を起動することができ、さらにこいつを〖セキュア・ガードナー〗に食わせることで教祖様を起動できます。「ドラグマ」の潤滑油的存在です。

いろいろなカードを食べることができるこいつも〖セキュア・ガードナー〗に食べられてしまう。自然の摂理を感じることができますね。

 

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この子は〖転生炎獣アルミラージ〗一体を食べて出すことができるまぁまぁ便利な子です。
なぜ『アルミラージ』を食わせるのかというとこいつを出す時に墓地に落とした『アルミラージ』を除外することで教祖様を出すことができます
また、③の効果でダメージを無効にできるのでただのパワー1000ではないですね。

 

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ハリファセレーネアクセスコード。安定の最終兵器です。

 

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教祖さま達から墓地に落とすことで水モンスターである「影霊衣」モンスターを回収することができます。凶悪な効果で有名なこのカードですが、このデッキでは展開補助として活躍してくれます。そう思ってみるとあんなに忌み嫌われていたこのイラストも可愛くみえてき……いや、目怖いわ。

 

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僕の大好きなカードです。
じいちゃんからもらいました(大嘘)


これでみんなも儀式でアラモード♡

バルサミコからは以上です。

 

追記

今までとは形式が全く異なる記事となってしまいましたが、読者様に刺さった内容でしたら幸いです。今後、バルサミコ君にも記事を書いてもらうかもしれないので、そのときも読んでいただけるとありがたいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

"パペット・クイーン"のススメ【最新カード紹介】

今回は新規カードの紹介をしていきます。弟のてばさきです。

 

今回考察するのは、Vジャン定期購読に付属する"パペット・クイーン"です。

 

 

パペット・クイーン

レベル6 地属性 戦士族/効果

ATK2200  DEF2500
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手がドロー以外の方法でデッキからモンスターを手札に加えた時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・墓地から戦士族・地属性・レベル7モンスター1体を選んで特殊召喚する。この効果で「パペット・キング」を特殊召喚した場合、自分フィールドの全ての戦士族・地属性モンスターの攻撃力は、次のターン終了時まで1000アップする。

 

まとめると、

①相手がドロー以外でデッキからカードを加える行為をしたら手札から出てくる

②場に出ると、地属性戦士族レベル7を手札、墓地からSSする(その際、"パペット・キング"を出すと、自場の地属性戦士族の打点を1000上げる

 

 

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"パペット・キング"を出した際の打点上昇は、地属性・戦士族のデッキにとってバカに出来ない数値ですが、"パペット・キング"以外のモンスターも考えていきたいところです。

 

U.A.ストロングブロッカー

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レベル7 地属性 戦士族/効果

ATK1600  DEF2700

「U.A.ストロングブロッカー」の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。①:このカードは「U.A.ストロングブロッカー」以外の自分フィールドの「U.A.」モンスター1体を手札に戻し、手札から特殊召喚できる。②:1ターンに1度、相手がモンスターの特殊召喚に成功した時に発動できる。そのモンスターの表示形式を変更し、その効果を無効にする。

 

相手のサーチに合わせて"パペット・クイーン"とこのカードを展開することで、奇襲性のある妨害札として使っていけます。リンクモンスターに対しては無力ですが、サーチから動き出すデッキの初動に対しては刺さりそうです。

 

サーチという行為にリスクを押し付けることができるので、デュエルに駆け引きの要素を持たせることができます。

 

 

運命の一枚

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【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:お互いは自身のデッキからカードを1枚選ぶ。その後、お互いは相手のデッキのカードをランダムに4枚選ぶ。お互いは、それぞれ自身が選んだカード1枚と相手が選んだ4枚を合わせてシャッフルし、その5枚の中からランダムに1枚選び、お互いに確認し、自身の手札に加える。残りのカードは自身のデッキに戻す。

 

紙で遊ぶときに使うと、処理が滅茶苦茶メンドくさいことで有名なカード。相手にサーチを強制させるので、"パペット・クイーン"を能動的に出すことが可能です。

 

 

追記

今回、試しに最新カードの考察をやってみました。

("弓神レライエ"は良い内容が書けなかったので、省略しました。許せ)

今後こういった形でも投稿していくかもしれないので、次の記事もご覧いただけるとありがたいです。