【セフィラDD】 ~〖異形神の契約書〗を使いたかった~
どうも、てばさきです。
ここ最近デッキ作りが全く進展しておらず、直近はメモみたいな記事が続いていましたが、それもここで終止符が打たれることとなる。(豹変)
余談ですが、twitter進出と同時に色々な方の遊戯王に関するツイートや記事を拝見させていただいたところ、一時的かもしれませんがモチベーションが帰省してきました。
またちびちびとブログを更新していきたいと思ってます。
⒈デッキの概要
まずは、キーカードの効果から。
異形神の契約書
【永続魔法】
(1):自分フィールドに以下の種類の「DDD」モンスターがEXデッキから特殊召喚された時、それぞれの効果を1ターンに1度ずつ発動できる。
●融合:自分は1000LP回復する。
●S:特殊召喚されたそのモンスターは相手の効果の対象にならない。
●X:自分または相手の、フィールド・墓地のカード1枚を選んで除外する。
●P:自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は2000ダメージを受ける。
DDD赦俿王デス・マキナ
ランク10 闇 悪魔族
ATK/3000 DEF/3000
【Pスケール:青10/赤10】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンにカードが存在する場合、自分のフィールド・墓地のPモンスター1体を対象として発動できる。
もう片方の自分のPゾーンのカードを特殊召喚し、対象のPモンスターを自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
悪魔族レベル10モンスター×2
このカードは自分フィールドの「DDD」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):「DDD赦俿王デス・マキナ」は自分のモンスターゾーンに1体しか表側表示で存在できない。
(2):相手フィールドのモンスターカードが効果を発動した時に発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
このカードのX素材を2つ取り除くか自分フィールドの「契約書」カード1枚を破壊し、その相手のカードをこのカードのX素材とする。
(3):自分スタンバイフェイズに発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。
このデッキは、〖DDD赦俿王デス・マキナ〗を毎ターンX召喚し、〖異形神の契約書〗の除去効果を連打することをコンセプトとしています。
〖異形神の契約書〗へのアクセス、および継続的な「DDD」の展開を行うにあたって、〖DDD怒涛王シーザー〗を展開の中継地点として使っていくことを重視した構築にしました。
DDD怒涛王シーザー
ランク4 水 悪魔/エクシーズ
ATK/2400 DEF/1200
悪魔族レベル4モンスター×2
「DDD怒濤王シーザー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターンに破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に、自分の墓地から可能な限り特殊召喚する。
次のスタンバイフェイズに自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000ダメージを受ける。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。
そのため、レベル4の悪魔族である〖覚星輝士-セフィラビュート〗や〖DDグリフォン〗を展開できる「セフィラ」と「DD」をデッキの軸としています。
「セフィラ」と「DD」にはそれぞれ豊富なサーチカードに加え、X素材として墓地に送られたペンデュラムモンスターに触る手段が用意されているので、安定的かつ柔軟に展開を行うことが出来ます。
⒉デッキの動かし方
〇スケールについて
「セフィラ」を使うということもあり、片方のスケールは基本的に〖智天の神星龍〗が占領します。Pスケールの張り替えを頻繁に行うこのデッキでは、スケール変動効果を持つこのカードは無くてはならない存在です。
【Pスケール:青5/赤5】
「智天の神星龍」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「セフィラ」Pモンスター1体を選び、自分のエクストラデッキに表側表示で加え、このカードのPスケールをターン終了時まで、そのPモンスターのPスケールと同じにする。
序盤は〖DDD怒涛王シーザー〗を出すために〖覚星輝士-セフィラビュート〗のスケール7をコピーすることになるため、基本的にはもう片方のPゾーンには低いPスケールを持つ〖GO-DDD神零王ゼロゴッド・レイジ〗と〖DDグリフォン〗が担当することになります。
スケール6の〖DD魔導賢者トーマス〗を張った際には、スケール1の「セフィラ」を送り込むことで、P召喚可能なスケールにします。
↑EXで表側の「DD」を回収するP効果(起動効果)を持つ。
Pスケールの張り替えは〖ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム〗と、〖イェシャドール-セフィラナーガ〗で行っていきます。
イェシャドール-セフィラナーガ
レベル2 闇 魔法使い/ペンデュラム
ATK/900 DEF/100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「シャドール」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した場合、またはこのカードが墓地へ送られた場合、自分または相手のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は自分のPゾーンに「セフィラ」カードが存在する場合に発動と処理ができる。
このカードの採用理由は二つあり、一つ目はPスケールを張り替えることが出来るモンスター効果。二つ目は〖智天の神星龍〗からアクセスできる闇属性Pモンスターである点から、〖覇王眷竜スターヴ・ヴェノム〗の展開を容易に行える点です。
〖覇王眷竜スターヴ・ヴェノム〗は、墓地のモンスターの効果と名前をコピーすることが出来るので、〖ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム〗をコピーしたり、「DDD」の名前をコピーし、〖DDD赦俿王デス・マキナ〗を重ねることも出来ます。
〇〖特許権の契約書類〗の採用理由
特許権の契約書類
【フィールド魔法】
(1):自分フィールドの「DDD」モンスターと同じ種類(融合・S・X・リンク)のモンスターを相手が特殊召喚した場合に発動できる。
相手に1000ダメージを与える。
このターン、このカードがフィールドに存在する間、相手はその特殊召喚したモンスターと同じ種類のモンスターを特殊召喚できない。(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地のモンスター及び自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、
「DD」モンスター1体を選んで手札に加える。
このデッキにおけるこのカードの役割は、9割9分手札コストです。
〖セフィラの神託〗・・・「セフィラ」を素材にX召喚した場合、1ドロー1ディスカード
〖異形神の契約書〗・・・「DDD」PモンスターをEXデッキから出した場合、1ドロー1ディスカード
〖DDグリフォン〗・・・自身のP召喚成功時、「DD」「契約書」を切って1ドロー
偶然にも、このデッキには1ドロー1ディスカードを行うカードが多く、そのコスト役として〖特許権の契約書類〗を採用することでリソースを稼ぐ姿勢を取っています。
〖DD魔導賢者ニュートン〗は、その手札コスト役を回収する役割から採用されています。
↑手札から切ると「契約書」を回収できる
⒊その他に採用したカードの紹介
DDD極智王カオス・アポカリプス
レベル7 闇 悪魔/ペンデュラム
ATK/2700 DEF/2000
【Pスケール:青4/赤4】
(1):自分の墓地の「DD」モンスター2体を除外して発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
「DDD極智王カオス・アポカリプス」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンにのみ発動できる。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドの表側表示の魔法・罠カード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。
相手ターンに魔法罠を2枚コストとして蘇生できる「DDD」モンスターで、〖DDD赦俿王デス・マキナ〗の下敷き要因として中盤以降、使っていくカードになります。
着地時に「DD」を墓地に送ることができる〖DD魔導賢者コペルニクス〗は、このカードに触るために入っています。
↑レベル4悪魔族のため、〖DDD怒涛王シーザー〗の素材にもなれる。
ワンダー・エクシーズ
【通常罠】
(1):自分フィールドのモンスターを素材としてXモンスター1体をX召喚する。
〖DDD赦俿王デス・マキナ〗の「DDD」に重ねる行為はX召喚扱いのため、このカードの発動からでも重ねることも出来ます。(遊戯王カードwikiより)
これによって〖異形神の契約書〗の除去効果を相手ターン中に飛ばすことが出来、妨害札として運用が見込めるため、採用しました。
DDDヘッドハント
【通常罠】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「DDD」モンスターが存在する場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールを次のターンのエンドフェイズまで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化され、攻撃宣言できない。
この効果でコントロールを得たモンスターがEXデッキから特殊召喚されたモンスターの場合、そのモンスターは「DDD」モンスターとしても扱う。
DD版のウィドウアンカーとも言える妨害札で、前述の1ドロー1ディスカードの中で引き込みたいカードとして採用しています。また、墓地から特殊召喚に成功した〖DDグリフォン〗の効果からでもサーチできるので、ピン挿しでも手札に来る頻度は高いです。(あと純粋に新規カードだったから採用してあげたかった。)
DDD深淵王ビルガメス
リンク2 闇 悪魔/リンク
ATK/1800 [左下/右下]
「DD」モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからカード名が異なる「DD」Pモンスター2体を選んで自分のPゾーンに置き、自分は1000ダメージを受ける。
この効果を発動したターン、自分は「DD」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):リンク召喚したこのカードが相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分のEXデッキ・墓地から「DD」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
「セフィラ」関連に全く触ることが出来ない手札のときに、「DD」だけで無理やりP召喚まで漕ぎつけることが出来ます。また、効果抜きにしても「DD」2体から〖DDD赦俿王デス・マキナ〗へのX召喚に繋げることが出来る点で、割と使う頻度が高いです。
プロキシ―・F・マジシャン
リンク2 炎 サイバース/リンク
ATK/1400 [左下/右下]
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):このカードのリンク先に融合モンスターが融合召喚された場合に発動できる。
手札から攻撃力1000以下のモンスター1体を特殊召喚する。
ペンデュラム召喚を展開の中心とするデッキのため、下向きのマーカーを持つ汎用的なリンク2モンスターとしてこのカードが採用されました。融合は基本的にオマケですが、「DD」ということもあり、せっかくなので〖DDD神託王ダルク〗も同時に採用しています。
↑ダメージを回復に変える効果持ち。〖異形神の契約書〗の融合部分の効果を起動出来る点や、デッキ名の由来(後述)など活躍の幅は広い。
おわりに
かなり久しぶりのブログ更新となってしまいました。これからは月1くらいの更新になると思われます。
今回のデッキ名は、"inkiness oracle"という名前にしてみました。"inkiness"は「黒」を表す表現の中で、無彩色で白に最も遠いものを言うそうです。雇われ社長としてのデス・マキナが、コキ使われるブラック企業感を名前に出してみました。"oracle"は「神託」を表す言葉で、デッキ内の二つの神託(〖セフィラの神託〗と〖DDD神託王ダルク〗)のもと、労働時間を超過していきます。
個人的には良さげな仕上がりになったと感じていますが、〖DDD赦俿王デス・マキナ〗の回収手段が無かったり、手札コスト不足が否めなかったりとまだまだ改善すべき点があるので、これからも調整に向き合っていきたいデッキとして、ずっと握っていきたいと思っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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