とりビュートの遊戯王ブログ

しがないファンデッカーです(定型文)。遊戯王のデッキ紹介やカード考察を記事にして表現欲を満たしてます。

〖絶望神アンチホープ〗のススメ

はじめまして。弟のてばさきです。

 

さて、本記事で考察していくのは〖絶望神アンチホープ〗です。

 

 まずはそのカードの詳細から。

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絶望神アンチホープ

レベル10 闇 悪魔/特殊召喚

ATK/5000 DEF/5000

このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示のレベル1モンスター4体を墓地へ送った場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、他の自分のモンスターは攻撃できない。②:このカードが戦闘を行うバトルステップ中に1度、自分の墓地のレベル1モンスター1体を除外して発動できる。このカードはそのダメージステップ終了時まで、他のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されない。

 

今でも『ウンチホープ』の愛称(?)で、ストレージの番人として愛されているカード。(心なしか便座に座っているように見えたり、便由来の腹痛に耐えているようにも見えますね。)

 

性能については、

⒈出すためにレベル1が4体必要(墓地にいても出せる)

⒉戦闘では基本負けない5000打点

⒊他のモンスターを攻撃対象に出来なくする

⒋戦闘中に完全耐性と戦闘破壊耐性を付与できる

 

要は、打点は高いけど、出しづらくて耐性も無い(おまけに変な蔑称付き)モンスターといった感じです。

 

 余談ですが、最近判明した「ホープ」サポートのカード達は、「光属性の"ホープ"モンスター」と記載されているので、このカードをサポートすることは出来なかったりします。(今後、闇属性ホープを強化するカードは来るんでしょうか…。)

 

そんな"アンチホープ"君が、ここ最近身内で流行っていたので、そのときに研究が捗った"アンチホープ"デッキの構築に関して今回は書いていきたいと思います。本記事が、読者様にとって少しでもアンチホープを触るきっかけになっていただけたら幸いです。

 

 

①このカードにアクセスするために

〖絶望神アンチホープ〗は闇属性悪魔族の遊戯王カードなので、当然〖終末の騎士〗や〖魔サイの戦士〗、〖ライトロード・ドミニオン・キュリオス〗などでもアクセスできますが、他にも個人的にいいなと思ったカードを紹介します。

 

・金満で謙虚な壺+機巧牙―御神尊真神

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金満で謙虚な壺

【通常魔法】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はカードの効果でドローできない。①:自分のEXデッキのカード3枚または6枚を裏側表示で除外して発動できる。除外した数だけ自分のデッキの上からカードをめくり、その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードを好きな順番でデッキの一番下に戻す。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。

 

機巧牙―御神尊真神

レベル6 風 機械

ATK/2150 DEF/2150

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:除外されている自分のカードが6枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札からモンスター1体を捨てて発動できる。デッキから「機巧牙-御神尊真神」以外の、攻撃力と守備力の数値が同じモンスター1体を手札に加える。③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。除外されている自分のカード6枚を選んでデッキに戻す。

 

通称『金謙』と、〖機巧牙―御神尊真神〗の組み合わせで、EXデッキを6枚除外してデッキトップ6枚の内から1枚を加えつつ、〖機巧牙―御神尊真神〗をリリースなしで召喚できるというものです。『金謙』で無理やりサーチしたり、〖機巧牙―御神尊真神〗でもサーチできたりと、攻守が同じモンスターを手札に加えやすい汎用セットで、困ったときはとりあえずこれを入れておけば、どのデッキでも"アンチホープ"にアクセスしやすくなると思います。

・煉獄の災天

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煉獄の災天

【永続魔法】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。デッキから悪魔族モンスター1体を墓地へ送る。②:魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。EXデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスターの数まで、手札・デッキから「インフェルノイド」モンスターを墓地へ送る(同名カードは1枚まで)。

 

毎ターン悪魔族を落とすことができる、『そういえばあったなぁ』なカードの内の一枚。〖絶望神アンチホープ〗を落とせるのはもちろんですが、後述する「インフェルノイド」や「E・HERO(イービル・ヒーロー)」パーツとの共存が見込めます。

 

②レベル1をいっぱい並べるために

 ここで注意しておきたいのが、〖絶望神アンチホープ〗はレベル1のモンスターを墓地に送ることが条件であるという点です。なので、〖スケープ・ゴート〗や蘇生効果を使用した〖ジェット・シンクロン〗、ペンデュラムモンスターなどはコストに出来ないので、カードの選択肢はかなり絞られてしまうと思います。

 

 それでも面白いカードは多くあるので、ここで紹介していきます。

方界降世

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方界降世

【通常罠】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。デッキから「方界胤ヴィジャム」1体を特殊召喚し、攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。②:自分のLPが相手より2000以上少ない場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「方界胤ヴィジャム」1体を選んで特殊召喚する。相手フィールドにのみモンスターが存在する状態で発動した場合、さらに「方界胤ヴィジャム」を2体まで選んで特殊召喚できる。

 

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 墓地効果でレベル1の〖方界胤ヴィジャム〗を3体横並びできるカードです。〖おろかな副葬〗や〖バージェストマ・マーレラ〗、〖マジカルシルクハット〗など、墓地に送る手段は豊富なので、受動的ながらも発動は容易です。また、〖方界胤ヴィジャム〗には戦闘破壊耐性があるので、防御札としても大変優秀です。

 

・ファーニマル・マウス

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ファーニマル・マウス

レベル1 地 天使/効果

ATK/100 DEF/100

 このカードの効果を発動するターン、自分は「デストーイ」モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ自分メインフェイズに発動できる。デッキから「ファーニマル・マウス」を2体まで特殊召喚する。

 

かわいい

 

自己増殖能力のあるレベル1モンスター。「ファーニマル」はサーチやドロー加速を行いやすいテーマなので、デッキの回転率を意識している方にはオススメです。縛りがつきますが、〖絶望神アンチホープ〗が主体のデッキならあまり問題は無いと思われます。

 

・超量妖精アルファン+祝福の教会―リチューアル・チャーチ

 

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 超量妖精アルファン

レベル1 光 天使/効果

ATK/0 DEF/0

「超量妖精アルファン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、自分フィールドの「超量」モンスター1体を対象として発動できる。自分フィールドの全てのモンスターのレベルは対象のモンスターと同じレベルになる。②:このカードをリリースして発動できる。
デッキから「超量」モンスター3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りを墓地へ送る。

 

祝福の教会―リチューアル・チャーチ

【フィールド魔法】

「祝福の教会-リチューアル・チャーチ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の手札から魔法カード1枚を捨ててこの効果を発動できる。デッキから光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。②:自分の墓地の魔法カードを任意の数だけデッキに戻し、デッキに戻した数と同じレベルを持つ、自分の墓地の天使族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

 

僕がやっていて一番安定した組み合わせ。〖祝福の教会―リチューアル・チャーチ〗で墓地の魔法を1枚デッキに戻し、光属性天使族の〖超量妖精アルファン〗を毎ターン蘇生することができ、かつその効果でフィールドのどんなモンスターでもレベル1にすることが出来ます。モンスターの横並びさえ出来ればレベル1を場に大量に用意できるので、個人的には一番のオススメです。

 

・竜輝巧(ドライトロン)

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竜輝巧(下級モンスターの共通テキスト)

レベル1 光 機械/特殊召喚

ATK/2000 DEF/0

このカードは通常召喚できず、「ドライトロン」カードの効果でのみ特殊召喚できる。このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の手札・フィールドから、このカード以外の「ドライトロン」モンスターまたは儀式モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを手札・墓地から守備表示で特殊召喚する。その後、 ~固有効果~ この効果を発動するターン、自分は通常召喚できないモンスターしか特殊召喚できない。

 

身内が作っていたデッキのエンジンになっていたので、紹介します。通常召喚できない〖絶望神アンチホープ〗を使うにあたっては、縛りを気にせずレベル1を展開でき、前述した〖機巧牙―御神尊真神〗のアドバンス召喚も狙っていけます。〖サイバー・エンジェル―弁天―〗をコストにしていけば、「竜輝巧」を大量展開していくことができます。

 

・伝説の都 アトランティス+天輪の双星道師

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伝説の都 アトランティス

【フィールド魔法】

このカードのカード名は「海」として扱う。手札とフィールド上の水属性モンスターはレベルが1つ少なくなる。フィールド上の水属性モンスターは攻撃力と守備力が200ポイントアップする。

 

天輪の双星道師

レベル2 光 天使/シンクロ

ATK/100 DEF/800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体
「天輪の双星道士」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。自分の手札・墓地からチューナー以外のレベル2モンスターを4体まで選んで守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。

 

〖天輪の双星道師〗でレベル2の水属性を4体展開し、それらを〖伝説の都 アトランティス〗でレベル1にするというもの。レベル2水属性としては、〖素早いアンコウ〗を使って供給できる「素早い」モンスターや、〖鬼ガエル〗の存在から「ガエル」が良さげだと思われます。コンボとしての芸術度は高いですが、〖伝説の都 アトランティス〗のサーチ方法やレベル2シンクロの〖天輪の双星道師〗の展開方法は充分に検討する必要があるので、構築玄人向けの出し方だと思います。

 

ここからは、僕がデッキにすることができなかったカードを紹介しておきます。挑戦する方にとって、参考になればと思います。

 

・煉獄の虚無

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煉獄の虚無

【永続魔法】

①:自分フィールドの元々のレベルが2以上の「インフェルノイド」モンスターは、レベルが1になり、相手に与える戦闘ダメージは半分になる。②:表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。自分の手札・フィールドから、「インフェルノイド」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドにのみ存在する場合、自分のデッキのモンスターを6体まで融合素材とする事ができる。

 

自場の「インフェルノイド」のレベルを1にできる永続魔法。「インフェルノイド」自体、芝刈り推理ゲートから一気に展開することが出来るテーマなので、筆者は、『このカードを張ったあとに墓地から「インフェルノイド」を4体蘇生したら、おまけで墓地に落ちた〖絶望神アンチホープ〗が展開できるじゃん!』となったわけです。

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やってみた感想としては、芝刈りを搭載する都合上デッキ枚数を60枚にしないといけないので、〖煉獄の虚無〗及びそれをサーチできる〖煉獄の消華〗を初手で引き込みづらいので、安定しませんでした。墓地効果で「煉獄」をサーチできる〖インフェルニティ・ポーン〗や永続魔法を回収できる"警衛バリケイドベルグ"なども搭載してみましたが、いまいち速度が合わず、結果諦めてしまいました。

 

・忍法 分身の術+渋い忍者

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忍法 分身の術

自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスター1体をリリースして発動する。自分のデッキから、レベルの合計がリリースしたモンスターのレベル以下となるように「忍者」と名のついたモンスターを任意の数だけ表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。このカードがフィールド上から離れた時、特殊召喚したモンスターを破壊する。

 

渋い忍者(シルバーにんじゃ)

レベル6 地 戦士/効果

ATK/2300 DEF/2200

このカードがリバースした時、自分の手札・墓地から「渋い忍者」以外の「忍者」と名のついたモンスターを任意の数だけ裏側守備表示で特殊召喚する事ができる。「渋い忍者」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

 

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〖忍法 分身の術〗は、召喚時に「忍法」をサーチできる〖忍者マスターHANZO〗でサーチします。忍者にはレベル1の〖青い忍者〗と〖赤い忍者〗がいるので、場にいるであろう〖忍者マスターHANZO〗をリリースしてこれらを4体リクルートし、これをどうにかして〖渋い忍者〗で蘇生した後にどうにかして表側にするという手法でデッキ作りをしました。

 

(具体的なデッキ内容としては、序盤に〖忍者マスターHANZO〗と〖忍法―分身の術〗でレベル1忍者を4体供給しておき、それを〖サブテラーマリスの妖魔〗と〖シャドール・ハウンド〗との組み合わせで〖渋い忍者〗の効果を起動し、レベル1の展開を図るというものです。〖渋い忍者〗は、リバースモンスターではないリバース効果を持つモンスターなので、〖シャドール・ハウンド〗をコストに〖サブテラーマリスの妖魔〗の効果で手札から裏側で特殊召喚すれば、容易にリバース時の効果を使うことができます。〖渋い忍者〗で蘇生したレベル1忍者を表側にする手段としては、ランク1、4の「ゴーストリック」エクシーズからサーチできる〖ゴーストリック・パニック〗を使用しました。)

 

この構築が失敗した原因としては、〖絶望神アンチホープ〗のアクセスが安定して行えなかったことと、上記の()内を流し見していただければわかるように、コンボに必要な工程が長すぎたことがあげられます。「忍者」というテーマ自体、テーマ外に触れる手段が少ないので、アンチホープが手札に来ないときはただの「忍者」デッキになってしまいました。(今思えば、〖ユニオン・キャリア―〗などの汎用性のあるカードで"アンチホープ"に触れていけば良かったのかもしれません。)

 

③このカードの戦闘を強くするために

最後に、〖絶望神アンチホープ〗の戦闘をサポートするカードの紹介です。

 

・ネメシス・キーストーン

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ネメシス・キーストーン

レベル1 地 岩石/効果

ATK/700 DEF/0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:「ネメシス・キーストーン」以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。②:このカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動できる。このカードを手札に加える。

 

除外されたターンのエンドフェイズに自身を回収できるレベル1モンスターで、墓地のレベル1を除外して戦闘中に完全耐性を得る〖絶望神アンチホープ〗と相性がいいです。除外されているカードを戻しつつ特殊召喚できる効果も非常に便利です。

 

・コンセントレイト

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コンセントレイト

【速攻魔法】

①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時までその守備力分アップする。このカードを発動するターン、対象のモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。

 

〖絶望神アンチホープ〗は攻守の合計が10000なので、この1枚を使うだけでワンパン級の火力になります。シンプルで、かつ少ない枠でデッキにスパイスを加えることが出来るカードなので、ロマン成分に困ったら投入しておくといいと思います。

 

E・HERO ヘルゲイナー+E・HERO シニスター・ネクロム

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E・HERO ヘルゲイナー

レベル4 闇 悪魔/効果

自分のターンのメインフェイズ1にこのカードをゲームから除外する事で、自分フィールド上に表側表示で存在する悪魔族モンスター1体は1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。この効果を使用した場合、このカードは2回目の自分のスタンバイフェイズ時に表側攻撃表示で自分フィールド上に特殊召喚される。

 

 

E・HERO シニスター・ネクロム

レベル5 闇 悪魔/効果

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:墓地のこのカードを除外して発動できる。手札・デッキから「E-HERO シニスター・ネクロム」以外の「E-HERO」モンスター1体を特殊召喚する。

 

悪魔族である〖絶望神アンチホープ〗に2回攻撃を付与できる〖E・HERO ヘルゲイナー〗と、それを墓地効果でリクルートできる〖E・HERO シニスター・ネクロム〗のセット。前述した、〖煉獄の災天〗で〖絶望神アンチホープ〗共々墓地送りにできるので、使いやすさとロマンを兼ね備えた、筆者一推しのカード群です。

 

おわりに

〖絶望神アンチホープ〗は、出しづらさも強さも微妙で、いざロマンデッキを組みたいとなっても、なかなか触れることの少ないカードだと思います。

(現に僕なんかは身内でネタにされていなければ触れる機会すら無かったと思います。)

この記事を通して、このカードを使ったデッキ構築の奥深さが、読者様に伝わっていたら幸いです。

 

今回も長ったらしい記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

キ-Ai‐と‐Ai-SHOWの使い方を考えてみる

こんにちは。れいにあすです。

今回は新弾カードの使い方を考える回です。

(画質の都合上、新弾カードの画像は無しにします。) 

 

今回のカードは···

"キ-Ai"と"Ai-SHOW"です。

6月12日発売のANIMATION CHRONICLE 2021に「@イグニスター」の強化カードとして入っているこのカードたちの使い方を考えていきます。 

まず"キ-Ai"の使い方から考えていきましょう。

 

キ-Ai

通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分の墓地の「@イグニスター」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。②:自分フィールドの攻撃力2300以上の「@イグニスター」モンスターが効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。③:このカードが除外された場合に発動できる。このターン、自分の攻撃力2300以上の「@イグニスター」モンスターは戦闘では破壊されない。

 

①の効果は"Ai-ドリングボーン"と同じ蘇生効果ですが、"Ai-ドリングボーン"とは違い蘇生後の制限がないことから「@イグニスター」以外のカードが採用しやすいと思います。ただ、"キ-Ai"は通常魔法で"Ai-ドリングボーン"は速攻魔法なので"Ai-ドリングボーン"のほうが蘇生札としては良いですね。

 

②の効果は身代わり効果で、EXデッキの「@イグニスター」モンスター全てを守ることができますが、効果破壊にしか対応していないのが使いにくい点です。

 

③の効果は除外された場合に発動して、そのターンのみ戦闘破壊から守る効果です。相手のメインフェイズ1で②の効果を使うことができれば自動的に③の効果も発動でき、戦闘破壊からも守れます。

 

①の効果は自分のターン、②と③の効果は相手ターン、と使い分けると良いですね。

 

相性の良いカードは「@イグニスター」カード、「Ai」魔法・罠はもちろんのこと、私は"プロフィビット・スネーク"と相性が良いと考えました。

 

 

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プロフィビット・スネーク

レベル2 光属性

ATK/500  DEF/1000

サイバース族/効果

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分のサイバース族リンクモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。②:このカードが墓地に存在し、自分のサイバース族モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、自分の墓地からカード1枚を除外し、自分の墓地のレベル4以下のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 

①の効果の対象となる「@イグニスター」モンスターは

"ダークインファイト@イグニスター"

"ダークナイト@イグニスター"

"ファイアフェニックス@イグニスター"

"ジ・アライバル・サイバース@イグニスター"

特に"ダークナイト@イグニスター"は戦闘破壊することが重要なので自身より攻撃力の高いモンスターをバウンスすることでかなり有利になれます。

 

さらに、"プロフィビット・スネーク"の②の効果は戦闘破壊したときに発動できる効果で、その時に除外するカードを"キ-Ai"にすることで他の「@イグニスター」モンスターを戦闘破壊から守れるので"Ai-打ち"が使いやすくなりますね。

 

次は"Ai-SHOW"です。

 

Ai-SHOW

通常罠
①:EXモンスターゾーンに自分のリンク3以上の「@イグニスター」モンスターが存在する場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。攻撃力の合計が、その攻撃モンスターの攻撃力以下になるように、リンクモンスター以外の攻撃力2300のサイバース族モンスターをEXデッキから任意の数だけ選んで特殊召喚する。その後、バトルフェイズを終了する。

 

リンク3以上の「@イグニスター」モンスターは

"ダークナイト@イグニスター"

"ファイアフェニックス@イグニスター"

"ジ・アライバル・サイバース@イグニスター"

です。

 

展開とバトルフェイズ終了効果があり、強めのカードですがリンク3以上の「@イグニスター」モンスターが存在する場合、相手の攻撃宣言時、と発動条件が厳しく少し使いづらいです。

 

ただ、EXデッキからコスト無しで展開できることを考えると融合モンスターかシンクロモンスターを出すのが良いと思います。

 

この効果で出せるモンスターは

"アースゴーレム@イグニスター"

"ウィンドペガサス@イグニスター"

"ライトドラゴン@イグニスター"

"転生炎獣ブレイズ・ドラゴン"

の4体です。

 

ここで相性が良いカードを紹介します。

"転生炎獣ブレイズ・ドラゴン"と"肥大化"です。

 

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転生炎獣ブレイズ・ドラゴン

ランク4 炎属性

ATK/2300  DEF/1200

サイバース族/エクシーズ/効果
レベル4モンスター×2
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く。②:このカードにX素材が無い場合、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。「サラマングレイト」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。③:このカードが「転生炎獣ブレイズ・ドラゴン」を素材としてX召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。

 

X召喚以外の方法で特殊召喚されたXモンスターは基本的にX素材を持っていないので、"Ai-SHOW"で特殊召喚した"転生炎獣ブレイズ・ドラゴン"の②の効果をすぐに発動できますが、"Ai-SHOW"の効果でバトルフェイズが終了してしまうので効果の発動は自分のターンになってしまいます。

 

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肥大化

通常罠

 ①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力は倍になり、直接攻撃できない。

 

"Ai-SHOW"は相手モンスターの攻撃力によって出せるモンスターの数が変わるので、攻撃力を上げる効果は相性がいいと思います。さらに、攻撃力を上げたとしても、"Ai‐SHOW"の効果でバトルフェイズが終了するので戦闘ダメージを受ける心配が無いです。

 

 攻撃力が2300以上のモンスターを対象にすれば2体、攻撃力が3450以上のモンスターであれば3体、逆に攻撃力が1150以上のモンスターであっても1体は出せます。

 

相手モンスターの攻撃宣言→"Ai-SHOW"を発動→チェーンして"肥大化"を攻撃してきたモンスターを対象に発動、とすれば"Ai-SHOW"が無効にされることはなくなります。

 

 

長々と書きましたが、面白そうなカードたちなので皆さんも良ければ使ってみてください。

 

"魔鍵星杯アームド"デッキ ~"鎧竜の聖騎士"を添えて~

前回の記事から引き続き、弟のてばさきがお送りいたします。

 

 この記事は、"鎧竜の聖騎士"の紹介記事の続きとなっておりますので、こちらも合わせてご覧いただくと、情報を補完できると思います。長い記事ですが、時間の許す限り、お付き合いいただけるとありがたいです。

 

toribyu-to.hatenadiary.jp

 

さて、今回は僕が最近つくったデッキを紹介したいと思います。

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  "魔鍵星杯アームド"といった具合のデッキです。(←いい名前が思いつかなかった)

 

デッキ内容

  • モンスター

魔鍵銃士―クラヴィス ×1

星杯に誘われし者 ×3

アームド・ドラゴン・サンダーLV10 ×1

アームド・ドラゴン・LV10―ホワイト ×1

アームド・ドラゴン・サンダーLV7 ×2

星遺物―『星杯』 ×3

宣告者の巫女 ×1

サイバー・エッグ・エンジェル ×1

星杯の妖精リース ×3

星杯の守護竜 ×1

屈強の釣り師 ×1

キリビ・レディ ×1

魔鍵砲―ガレスヴェート ×1

魔鍵銃―バトスバスター ×1

鎧竜の聖騎士 ×1

 

  • 魔法

予想GUY ×3

増援 ×1

貪欲な壺 ×2

テラ・フォーミング ×1

星遺物の加護 ×1

魔鍵―マフテア ×1

星遺物を継ぐ者 ×2

高尚儀式術 ×1

高等儀式術 ×1

盆回し ×1

武装竜の震霆 ×1

剣の煌き ×1

白のヴェール ×1

魔鍵施解 ×3

祝福の教会―リチューアル・チャーチ ×2

 

星遺物の目醒め ×1

繋がれし魔鍵 ×1

 

 

目次

①どういうデッキなのか

②主な初動の流れ

③採用したカード紹介

 

 

 

①どういうデッキなのか

 

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アームド・ドラゴン・サンダーLV10

レベル10 風 ドラゴン

ATK/3000 DEF/2000

①:「アームド・ドラゴン」モンスターの効果で特殊召喚したこのカードは、自身の攻撃力によって以下の効果を得る。●1以上:カード名を「アームド・ドラゴンLV10」として扱う。●10以上:このコントロールは変更できない。●100以上:戦闘では破壊されない。●1000以上:相手ターンに1度、手札を1枚墓地に送り、フィールドの他のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、自身の攻撃力を1000アップする。●10000以上:1ターンに1度、発動できる。フィールドの他のカードを全て破壊する。

 

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高尚儀式術

【儀式魔法】

儀式モンスターの降臨に必要。このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:レベルの合計が儀式するモンスターと同じになるように、手札の通常モンスターをリリースし、デッキから儀式モンスター1体を儀式召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。

 

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鎧竜の聖騎士

レベル4 風 ドラゴン

ATK/1900 DEF/1200

「鎧竜降臨」により降臨。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:EXデッキから特殊召喚されたモンスターとこのカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。②:このカードをリリースして発動できる。手札・デッキからレベル5以上のドラゴン族・風属性モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

 "アームド・ドラゴン・サンダーLV10"を使いたいと思って組んだデッキです。

 

このデッキでは、"アームド・ドラゴン・サンダーLV10"を出す手段として、"鎧竜の聖騎士"を採用しています。

 

 主に"高尚儀式術"によって"鎧竜の聖騎士"を出し、"アームド・ドラゴン・サンダーLv7"を直接リクルートすることで、手札コストが煩わしい進化前をスキップしてLv10を展開していきます。

 

 

 

 

②主な初動の流れ

 

◦欲しい初動札

 

①"星遺物―『星杯』" & 通常モンスター(戦士族)

②"星杯の妖精リース" & "予想GUY"

 

 戦士族の通常モンスターを墓地に送りながら、"星遺物―『星杯』"をアドバンス召喚するのが初動になります。

 動画で見たい方は、下のリンクから初動の流れをご覧ください。

https://twitter.com/Toribyu_to/status/1398627562411094022

 

 

※凡例

NS…通常召喚 LS…リンク召喚 SS…リンク召喚以外の特殊召喚

 

 

通常モンスターをNS

通常モンスターで"イムデゥーク"をLS

("イムデゥーク"で星杯のNS権が増えているので)

"イムデゥ―ク"をリリースして"星遺物―『星杯』"をNS

"星遺物―『星杯』"で"アルミラージ"をLS

"星遺物―『星杯』"のEFで"星杯の守護竜"と"誘われし者"をSS

"アルミラージ"と"星杯の守護竜"で"星鍵士リイヴ"をLS

墓地の"星杯の守護竜"の効果で墓地の通常モンスター(戦士族)をリンク先にSS

"誘われし者"と通常モンスター(戦士族)で"イゾルデ"をLS

"イゾルデ"の1stEFで"誘われし者"をサーチ

"イゾルデ"の2ndEFで"剣の煌き"をコストに"屈強の釣り師"をSS

"イゾルデ"と"屈強の釣り師"で"ハリファイバー"をLS

"ハリファイバー"のEFで"宣告者の巫女"をSS

墓地の"剣の煌き"のEFで"宣告者の巫女"をリリース

"宣告者の巫女"の2ndEFで"サイバー・エッグ・エンジェル"をSS

"サイバー・エッグ・エンジェル"のEFで"祝福の教会―リチューアル・チャーチ”をサーチ

"星鍵士リイヴ"のEFで"星遺物を継ぐ者"をサーチ(セット)

"星鍵士リイヴ"と"ハリファイバー"で"破械雙王神ライゴウ"をLS

"星遺物を継ぐ者"を発動し、墓地の"宣告者の巫女"をSS

"宣告者の巫女"の1stEFでEXデッキから"虹光の宣告者"を落とし、自身のレベルを6にする

"虹光の宣告者"のEFで"高尚儀式術"をサーチ

"サイバー・エッグ・エンジェル"とレベル6となっている"宣告者の巫女"で"PSYフレームロードΩ"をSS

"高尚儀式術"を発動し、手札の"誘われし者"をリリースし、"鎧竜の聖騎士"をSS

"鎧竜の聖騎士"のEFで"アームド・ドラゴン・サンダーLv7"をSS

"アームド・ドラゴン・サンダーLv10"をSS

 

 

◦最終盤面

 

"破械雙王神ライゴウ" & "PSYフレームロードΩ" & "アームド・ドラゴン・サンダーLv10"

 

 

 長いルートですが、これでこのデッキにおけるリソース確保と制圧の体制が完成します。

 

 具体的には、

・"アームド・ドラゴン・サンダーLv10"と"破械雙王神ライゴウ"のフリチェ2枚除去

・除外ゾーンの"星杯の守護竜"や"星遺物―『星杯』"を"PSYフレームロードΩ"で墓地に戻す

・"祝福の教会-リチューアル・チャーチ-"によるリソース回復

 

 ということが出来るようになります。

 

 分岐点として、手札に"高尚儀式術"があるとき、"宣告者の巫女"の1stEFで落とすモンスターを"旧神ヌトス"にすれば、既に場にいる"破械雙王神ライゴウ"と合わせて2枚除去できたりします。

また、"祝福の教会-リチューアル・チャーチ-"を握っている場合は、"宣告者の巫女"の2ndEFでリクルートするモンスターを"星杯の妖精リース"にすることもできます。

 

 

③採用カードの紹介

 

 初動札以外のカード達や、搭載された細々としたギミックを紹介します。

 

・"祝福の教会―リチューアル・チャーチ"

 

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祝福の教会―リチューアル・チャーチ

【フィールド魔法】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分メインフェイズに手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。デッキから光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。②:自分の墓地の魔法カードを任意の数だけデッキに戻し、デッキに戻した数と同じレベルを持つ、自分の墓地の天使族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

 

 

 このデッキの重要な軸となるカードです。

 

僕がアームド・ドラゴン・サンダーのデッキを作るにあたって1つ重要視していたことが、「無限に"アームド・ドラゴン・サンダー・LV10"を出力するギミックを搭載する」ことです。言い換えるなら、「無限に"鎧竜の聖騎士"を儀式召喚できるギミックを搭載する」ということで、そのために採用されたカードが"祝福の教会―リチューアル・チャーチ"というわけです。

 

 "祝福の教会―リチューアル・チャーチ"は、儀式魔法のサーチと使い終わった儀式魔法をデッキに戻す行為を一枚でこなすことが出来ます。

そのため、儀式召喚のために使用するカードを必要最低限の枚数に抑えながら、それらを永久に使いまわすことができます。"貪欲な壺"か"ダイガスタ・エメラル"を噛ませることで、"鎧竜の聖騎士"と"アームド・ドラゴン・サンダー"をデッキに戻すことができるので、これを利用してアームド・ドラゴン・サンダーを何回も出力していきます。

 

 さらに、"祝福の教会―リチューアル・チャーチ"を搭載することで、使い終わった魔法カードをデッキに戻すことができるので、デッキ内の魔法カードの多くをピン挿しにし、事故を回避するのに役立ちます

 

 

 中盤以降で"鎧竜の聖騎士"などを儀式召喚するときは、"祝福の教会―リチューアル・チャーチ"によるサーチを活用していきます。その際、風属性の"鎧竜の聖騎士"は"祝福の教会―リチューアル・チャーチで直接サーチすることが出来ないので、"高尚儀式術"を採用する流れになったわけです。

 

 

・魔鍵について

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魔鍵施解

【フィールド魔法】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードの③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「魔鍵」モンスター1体を手札に加える事ができる。②:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、トークン以外の自分フィールドの通常モンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。③自分メインフェイズに発動できる。デッキから「魔鍵―マフテア」1枚を手札に加える。その後、手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。

 

 

戦士族の通常モンスターが初動で必要なので、フィールド魔法からサーチ可能な、"魔鍵銃士―クラヴィス"を使うために入っています。そうすることで、フィールド魔法サポートである"テラ・フォーミング"や"盆回し"が、"祝福の教会―リチューアル・チャーチー"とサポートを共有しながら、初動用のカードになってくれます。

 

 また、アームド・ドラゴン・サンダーを使うにあたって、"アームド・ドラゴン・サンダーLV10"は進化前であるLV7のリクルートにしか対応していないので、手札に来てしまったときにそれをデッキに戻す手段が必要となります。

"魔鍵施解"の3rdEFは、"魔鍵―マフテア"をサーチすると同時に手札1枚をデッキに戻すので、手札に来てしまったLV10を処理することが出来る点でも、このデッキと相性がいいです。

 

 

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魔鍵砲―ガレスヴェート

レベル8 地 機械

ATK/2000 DEF/2800

「魔鍵―マフテア」により降臨。このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力は、自分の墓地のモンスターの属性の種類×300アップする。②:このカードの儀式召喚に使用したモンスターの属性が2種類以上だった場合、自分の墓地のいずれかのモンスターと同じ属性を持つモンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。③:儀式召喚したこのカードが墓地に送られた場合に発動できる。デッキから「魔鍵」モンスター1体を手札に加える。

 

  前述したクソ長い初動の中で、神属性以外の6属性を墓地に溜めることができるので、"魔鍵砲―ガレスヴェート"の制圧効果を強く使うことができます

 出し方としては、着地時に魔鍵をサーチできる"魔鍵銃―バトスバスター"を儀式召喚することで、ガレスヴェート降臨の準備をします。具体的には、手札か墓地にガレスヴェートがあるときは"繋がれし魔鍵"をサーチし、フィールドに通常モンスターがいるときは"魔鍵施解"をサーチし、そこからガレスヴェートと"魔鍵―マフテア"をサーチすることで、儀式召喚できるようにします。

 

 ・"キリビ・レディ"

 

 ここからは、1枚1枚にピックアップして説明していきます。

 

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キリビ・レディ

レベル1 炎 戦士

ATK/100 DEF/100

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに戦士族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②:フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。手札からレベル4以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の効果の対象にならない。

 

 

2ndEFによって、手札の下級戦士族をフィールドに出すことが出来るので、初動を行う際に、"聖騎士の追想ゾルデ"でリクルートする予定の"屈強の釣り師"が手札に来てしまったときに、このモンスターを特殊召喚して対処します。"キリビ・レディ"自身が手札に来ても、リンク素材として十分活躍できるため、"屈強の釣り師"と共にピン挿ししています。

 

 

・"星遺物からの目醒め"

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星遺物からの目醒め

【通常罠】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドのモンスターを素材としてリンクモンスター1体をリンク召喚する。

 

 このデッキの隠し味です。初動で墓地にいく"星遺物―『星杯』"や"星鍵士リイヴ"で星遺物に積極的に触っていくことが出来るので、汎用蘇生カードの"星遺物を継ぐ者"や星杯サポートの"星遺物の加護"の他に星遺物カードを採用したいと考えたときに、このカードが入りました。

 主に"星鍵士リイヴ"のリンク素材になったときに使えるデッキバウンス効果を相手ターンに使ったり、に相手フィールドのモンスター1体を巻き込んで"閉ザサレシ世界ノ冥神‟をフリーチェーンでリンク召喚したりするのに使います

 

・"アームド・ドラゴン・LV10-ホワイト"

 

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アームド・ドラゴン・LV10-ホワイト

レベル10 光 ドラゴン

ATK/3000 DEF/2000

このカードは通常召喚できない。っこのカードの効果でのみ特殊召喚できる。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:レベルの合計が10になるように自分のフィールド・墓地から「アームド・ドラゴン」モンスターを除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、デッキから「白のヴェール」1枚を手札に加える事ができる。②:このカードのコントローラーが受ける効果ダメージは0になる。③:このカードが攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。フィールドのカード1枚を選んで破壊する。

 

 

 

 このデッキにおける、第2か第3か第4のエースモンスター。

基本的に複数枚採用している"アームド・ドラゴン・サンダーLV7"のサーチ効果で持ってきます。(LV7はリアルで2枚しかもっていなかったので、2枚でデッキ紹介していますが、おそらく3枚のほうがいいです。()) 

 実のところ、このカードを使うために"PSYフレームロード・Ω"が入っています。このカードを出すために除外したLV10を、"貪欲な壺"や"ダイガスタ・エメラル"で戻せるようにすることで、再度"アームド・ドラゴン・サンダーLV10"を展開できるようになります。

 

 

 

〇最後に

 僕のアームド・ドラゴン・サンダーのデッキは、長きに渡る変遷を経てこの形に落ち着きました。「S-force」目当てで箱買いしたときにパーツが出たので、仕方なくデッキ構築をしていました。

 

 「ブレイジング・ボルテックスで出たアームド・ドラゴン・サンダーに対する庇護欲は、ついに危険な領域へと突入する・・・!

 

 

 

 

 ことはなく、箱買いした日から2ヶ月近く放置していました。」

 

しかしながら、触っていくうちに段々と愛着が湧き、「組まねば。」という意志で研究を続け、更には"高尚儀式術"の登場によって再構築の流れが来て、今回のデッキ作成に至りました。現状で一番満足する形に落ち着いたので、非常に満足しています。(小泉的感想)

 

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。今後も不定期に記事を投稿していくので、よければそちらもご覧いただけたらと思います。

"鎧竜の聖騎士"のススメ

はじめまして、弟のてばさきです。

 

 初投稿の記事として、まず二人の持っているデッキを紹介しようと思っていたのですが、僕の記事があまりに長くなってしまったので、先にそのデッキのキーとなるカードの考察をしたいと思います。

 

 記事の最後にそのデッキ紹介のリンクを貼っておきますので、よろしければそちらもご覧ください。

 

 

 さて、今回考察していくカードは"鎧竜の聖騎士"(ナイト オブ アーマードラゴン)です。

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鎧竜の聖騎士

レベル4 風属性

ATK/1900  DEF/1200

ドラゴン族/儀式/効果

「鎧竜降臨」により降臨。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:EXデッキから特殊召喚されたモンスターとこのカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。②:このカードをリリースして発動できる。手札・デッキからレベル5以上のドラゴン・風属性モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

 この記事で考察していくのは、このカードの出し方と、②のリクルート効果の使い方についてです。

 

 

〇どうやって出す?

 

 どの方法で出すべきなのかを、3つの儀式魔法に分けて考えてみました。

 

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 鎧竜降臨

【儀式魔法】

「鎧竜の聖騎士」の降臨に必要。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:レベルの合計が4以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「鎧竜の聖騎士」を儀式召喚する。②:手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、レベルの合計が4以上になるようにモンスターを除外して発動できる。墓地のこのカードを除外し、自分の墓地から「鎧竜の聖騎士」1体を選んで特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

 同パック収録の専用の儀式魔法。名前が指定されているので、"儀式の下準備"で一緒にサーチできる点で評価ができます。また、墓地効果として、手札かフィールドのモンスターを除外しながら疑似的な墓地儀式を行えるところも、他の儀式魔法との差別化点です。デッキ内に"鎧竜の聖騎士"で特殊召喚したいモンスターが複数枚あるときは、このカードが強く使えると思います。

 

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 高等儀式術

【 儀式魔法 】
手札の儀式モンスター1体を選択し、そのカードとレベルの合計が同じになるように自分のデッキから通常モンスターを選択して墓地に送る。選択した儀式モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

    ズルして出したい人用。儀式素材を手札フィールドに揃える必要がないので、手札にこのカードと"鎧竜の聖騎士"の2枚さえあれば儀式召喚できます。ただ、"儀式の下準備"に対応していない点では、明らかに前述したものより劣っているので、安定してこれらを揃えるギミックが必要になりそうです。

 

 

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 高尚儀式術

【 儀式魔法 】

儀式モンスターの降臨に必要。このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、手札の通常モンスターをリリースし、デッキから儀式モンスター1体を儀式召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに持ち主のデッキに戻る

 

 

 ズルして出したい人用part2。"鎧竜の聖騎士"よりも後に出たカードで、高等儀式術と対になる効果をしています。しかしながら、明確に他の儀式魔法と異なる点は、儀式モンスターを手札に加える必要がない点です。通常モンスターを手札に加える手段は多く存在するので、他の儀式魔法よりも儀式召喚が手軽に行えます。ただ、エンドフェイズにデッキに戻るデメリットがあるので、エースモンスターの展開には使いづらい側面があるカードだったりします。

 

 

    なんとなく僕の見解に誘導する構成の記事になっている気がしますが、要は出したあとすぐさま自身をリリースする"鎧竜の聖騎士"には、デメリットを回避できる"高尚儀式術"が一番適した出し方なのではないか、というのが僕のたどり着いた結論です。

 

 

 

 

 出し方については以上で、次は肝心の②のリクルート効果についてです。

 

 

 同パックに収録された、アームド・ドラゴン・サンダーをサポートするために刷られたと思われる"鎧竜の聖騎士"。アームド・ドラゴン・サンダーを特殊召喚する場合と、それ以外のモンスターを特殊召喚する場合の2パターンで考察していきます。

 

特殊召喚したいレベル5以上の風ドラゴンについて

②アームド・ドラゴン・サンダーと組み合わせるにあたって(←本編

 

 

 

特殊召喚したいレベル5以上の風ドラゴンについて

 

 このカードの効果で特殊召喚できるモンスターの中で、個人的に良いなと思ったカードを2枚選んでみました。

 

 ただ、この使い方をするにあたっては、レベル5のドラゴンをリクルートできる、"砲撃のカタパルト・タートル"の存在は考慮に入れておくべきです。単純に同じリクルート幅で勝負しようとすると、面倒な儀式召喚を必要としないほうが間違いなく便利なので、レベル6以上でカードを選ぶのがいいと思われます。

 

 

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 ドラグニティアームズ・レヴァテイン

レベル8 風属性

ATK/2600  DEF/1200

ドラゴン族/効果

このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する「ドラグニティ」と名のついたカードを装備したモンスター1体をゲームから除外し、手札または墓地から特殊召喚する事ができる。このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、「ドラグニティアームズ−レヴァテイン」以外の自分の墓地に存在するドラゴン族モンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。このカードが相手のカードの効果によって墓地へ送られた時、装備カード扱いとしてこのカードに装備されたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

 

 

 レヴァライダーループで有名なカード。ドラグニティの上級ドラゴンでありながら、特殊召喚方法がやや汎用性と便利さに欠けるため、専用構築以外で見かけることは少ないように感じますが、"鎧竜の聖騎士"と"高尚儀式術"等を使えば、今まで以上にこのカードに触れやすくなると思います。

墓地のドラゴン族を装備する効果も、"光と闇の竜"(通称:ライダー)を始め、"アークブレイブドラゴン"などの相性のいいモンスターが多くいます。最近(?)ではドラグマの存在もあって、EXデッキのドラゴン族も墓地に送りやすく、それらの装備も容易になっているので、"呪符竜"や"シューティング・クェーサー・ドラゴン"などの墓地効果も積極的に狙っていけます。

今後も研究のし甲斐があるモンスターなので、"鎧竜の聖騎士"の登場でアクセス手段が増えたことはとても嬉しいです。(独り言)

 

 

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 ハーピィズペット竜―セイント・ファイアー・ギガ

レベル7 風属性

ATK/2000 DEF/2500

ドラゴン族/効果

 

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドにレベル6以下の風属性モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにレベル6以下の「ハーピィ」モンスターを攻撃対象に選択できない。③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから鳥獣族・風属性モンスター1体を墓地へ送る。

 

 

 いつの間にか出ていた、Vジャン付録のカード。複数枚積んでも腐らない特殊召喚効果に加え、フィールドから墓地にいくと風属性の鳥獣族を落とす効果があります。落としたいモンスターとしては、"ハーピィ・ハーピスト"、"鉄獣戦線 ナーベル"、"超重禽属コカトリウム"、下級のシムルグ達あたりが良いでしょうか。ただ、鳥獣族なので"王神鳥シムルグ"との差別化を考慮するとともに、速度を重視したコンボデッキにおける採用が妥当だと思われます。

 

 

 

②アームド・ドラゴン・サンダーと組み合わせるにあたって

 

 ちなみにここからが本編です。

 

 まず前提として、"鎧竜の聖騎士"は純構築のアームド・ドラゴン・サンダーとの相性はあまりよくないです。テーマ内にドローソースやアドバンテージを増やすギミックが無いので、手札消費の激しい儀式を突っ込んでも、進化する際のコストが不足するだけなので、アームド・ドラゴン・サンダーを出張させる際に使っていきたいところです。

 

 話が少し飛びますが、みなさんがアームド・ドラゴン・サンダーを少ない枚数で出張させるとしたら、どのような点に注意するでしょうか。

 

 おそらく多く(?)のアームド・ドラゴン・サンダー研究家の方々が注意している点は、「どのようにして進化元を経由せずLV7を展開するか」だと思います。

 

 召喚条件に縛りがないLV7を直接フィールドに展開し、LV10を出すことが出来れば、LV3やLV5などを採用しない分、デッキにスペースが生まれ、手札コストも抑えることが出来ます。

 

 アームド・ドラゴン・サンダーLV7に直接アクセスできるモンスターは意外と少ないので、"鎧竜の聖騎士"はアームド・ドラゴン・サンダーを出張させる一つの手段としてとても貴重な存在であるとも言えますし、デッキを組む際に儀式が絡んでくるので、構築に面白みが出ると思います。(LV7を出す手段としては、他にも"天帝アイテール"とか"聖刻龍王―アトゥムス"とかがいますが、実のところ僕の構築力では太刀打ちできなかったからこのカードに手を出したなんて口が裂けても言えませんね。)

 

 

 

 

  いかがだったでしょうか。"鎧竜の聖騎士"(ナイト オブ アーマードラゴン)の魅力が少しでも伝わってくれていたらありがたいです。

 ブレイジング・ボルテックスを1箱剥いた方でしたら、ご自宅のストレージに4枚は確実に眠っていると思うので、ぜひとも使ってみてください。

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。お時間に余裕がありましたら、下のデッキ紹介もご覧いただけると幸いです。

 

toribyu-to.hatenadiary.jp

 

"No,89電脳獣ディアブロシス"で裏側除外するデッキ

はじめまして。

今回から遊戯王のブログを書いていきます。

兄弟で運営していきます。よろしくお願いします。

 

このブログでは新弾カードの考察や思いついたデッキの紹介などをしていきます。

マイナーカードやカード同士のシナジー、コンボなども紹介しようと思っています。

 

デッキ紹介

早速ですが、今回は兄のれいにあすのデッキ紹介をします。

 

デッキコンセプトは「裏側除外」です。

 

      

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「No.89電脳獣ディアブロシス」と「PSYフレーム・オーバーロード」を使い、相手のデッキを無くす、いわゆるデッキアウトを狙うデッキです。

 

まず、ディアブロシスの効果を見てみましょう

 

No.89電脳獣ディアブロシス

ランク7 闇属性

ATK/2800  DEF/1200

サイキック族/エクシーズ/効果

レベル7モンスター×2
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。相手のEXデッキを確認し、その内の1枚を選んで裏側表示で除外する。②:このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを裏側表示で除外する。③:相手のカードが裏側表示で除外された場合に発動できる。裏側表示で除外されている相手のカードの数だけ、相手のデッキの上からカードを裏側表示で除外する。

 

全部強い。とにかく裏側除外するモンスターではあるんですが、①の効果で相手のEXデッキを確認できるので先攻1ターン目から相手のデッキのキーカードを裏側除外することで相手の動きを制限させられるのと、情報アドバンテージを得られるので有利に立ち回ることができます。

 

一旦ディアブロシスの効果はこのあたりで次に"PSYフレーム・オーバーロード"の効果です。

 

PSYフレーム・オーバーロード

永続罠

①:1ターンに1度、自分の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「PSYフレーム」モンスター1体を除外し、フィールドのカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。そのカードを裏側表示で除外する。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「PSYフレーム・オーバーロード」以外の「PSYフレーム」カード1枚を手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

基本的に①の効果を使っていきます。罠カードなので相手ターンでも使えます。

①の効果でディアブロシスの③の効果を誘発します。そうすることで相手ターンでも相手のデッキを減らすことができるのと、同時にフィールドのカードを1枚除外するので妨害もできます。

 

動かし方

ディアブロシスの出し方ですが、"PSYフレームロード・Z"と"黄華の機界騎士"と"紅蓮の機界騎士"で出します。さらにX素材のZを墓地に送ることで自身の墓地効果を使うことができます。

"PSYフレームロード・Z"は"PSYフレーム・サーキット"か、"サイコ・フィールゾーン"で出します。

"紫宵の機界騎士"が②の効果を使うことで"PSYフレームロード・Λ"の②の効果を誘発できます。

上手くいけば4~5ターンでデッキアウトできます。

 

デッキ内容

(画像は遊戯王ADSのものです)                 

f:id:Toribyu-to:20210528201933p:plainメインデッキ

PSYフレームギア・α

PSYフレームギア・β

PSYフレームギア・γ

PSYフレーム・ドライバー

宵星の騎士ギルス

蒼穹の機界騎士

翠嵐の機界騎士

紅蓮の機界騎士

黄華の機界騎士

紫宵の機界騎士

幻創竜ファンタズメイ

PSYフレーム・サーキット

星遺物の機憶

星遺物へ至る鍵

サイコ・フィールゾーン

テラフォーミング

七星の宝刀

星呼びの天儀台

PSYフレーム・オーバーロード

サイコ・トリガー

 


EXデッキ

No.89電脳獣ディアブロシス

PSYフレームロード・Ω

PSYフレームロード・Ζ

PSYフレームロード・Λ

星痕の機界騎士

明星の機械騎士

リンクリボー

 

採用を見送ったカード

百万喰らいのグラットン

電網の落とし穴

 

何回か動かしてみた感じは”意外と強い”と思いました。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました!