とりビュートの遊戯王ブログ

しがないファンデッカーです(定型文)。遊戯王のデッキ紹介やカード考察を記事にして表現欲を満たしてます。

〖絶望神アンチホープ〗のススメ

はじめまして。弟のてばさきです。

 

さて、本記事で考察していくのは〖絶望神アンチホープ〗です。

 

 まずはそのカードの詳細から。

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絶望神アンチホープ

レベル10 闇 悪魔/特殊召喚

ATK/5000 DEF/5000

このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示のレベル1モンスター4体を墓地へ送った場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、他の自分のモンスターは攻撃できない。②:このカードが戦闘を行うバトルステップ中に1度、自分の墓地のレベル1モンスター1体を除外して発動できる。このカードはそのダメージステップ終了時まで、他のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されない。

 

今でも『ウンチホープ』の愛称(?)で、ストレージの番人として愛されているカード。(心なしか便座に座っているように見えたり、便由来の腹痛に耐えているようにも見えますね。)

 

性能については、

⒈出すためにレベル1が4体必要(墓地にいても出せる)

⒉戦闘では基本負けない5000打点

⒊他のモンスターを攻撃対象に出来なくする

⒋戦闘中に完全耐性と戦闘破壊耐性を付与できる

 

要は、打点は高いけど、出しづらくて耐性も無い(おまけに変な蔑称付き)モンスターといった感じです。

 

 余談ですが、最近判明した「ホープ」サポートのカード達は、「光属性の"ホープ"モンスター」と記載されているので、このカードをサポートすることは出来なかったりします。(今後、闇属性ホープを強化するカードは来るんでしょうか…。)

 

そんな"アンチホープ"君が、ここ最近身内で流行っていたので、そのときに研究が捗った"アンチホープ"デッキの構築に関して今回は書いていきたいと思います。本記事が、読者様にとって少しでもアンチホープを触るきっかけになっていただけたら幸いです。

 

 

①このカードにアクセスするために

〖絶望神アンチホープ〗は闇属性悪魔族の遊戯王カードなので、当然〖終末の騎士〗や〖魔サイの戦士〗、〖ライトロード・ドミニオン・キュリオス〗などでもアクセスできますが、他にも個人的にいいなと思ったカードを紹介します。

 

・金満で謙虚な壺+機巧牙―御神尊真神

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金満で謙虚な壺

【通常魔法】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はカードの効果でドローできない。①:自分のEXデッキのカード3枚または6枚を裏側表示で除外して発動できる。除外した数だけ自分のデッキの上からカードをめくり、その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードを好きな順番でデッキの一番下に戻す。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。

 

機巧牙―御神尊真神

レベル6 風 機械

ATK/2150 DEF/2150

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:除外されている自分のカードが6枚以上の場合、このカードはリリースなしで召喚できる。②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札からモンスター1体を捨てて発動できる。デッキから「機巧牙-御神尊真神」以外の、攻撃力と守備力の数値が同じモンスター1体を手札に加える。③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。除外されている自分のカード6枚を選んでデッキに戻す。

 

通称『金謙』と、〖機巧牙―御神尊真神〗の組み合わせで、EXデッキを6枚除外してデッキトップ6枚の内から1枚を加えつつ、〖機巧牙―御神尊真神〗をリリースなしで召喚できるというものです。『金謙』で無理やりサーチしたり、〖機巧牙―御神尊真神〗でもサーチできたりと、攻守が同じモンスターを手札に加えやすい汎用セットで、困ったときはとりあえずこれを入れておけば、どのデッキでも"アンチホープ"にアクセスしやすくなると思います。

・煉獄の災天

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煉獄の災天

【永続魔法】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:手札を1枚捨てて発動できる。デッキから悪魔族モンスター1体を墓地へ送る。②:魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。EXデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスターの数まで、手札・デッキから「インフェルノイド」モンスターを墓地へ送る(同名カードは1枚まで)。

 

毎ターン悪魔族を落とすことができる、『そういえばあったなぁ』なカードの内の一枚。〖絶望神アンチホープ〗を落とせるのはもちろんですが、後述する「インフェルノイド」や「E・HERO(イービル・ヒーロー)」パーツとの共存が見込めます。

 

②レベル1をいっぱい並べるために

 ここで注意しておきたいのが、〖絶望神アンチホープ〗はレベル1のモンスターを墓地に送ることが条件であるという点です。なので、〖スケープ・ゴート〗や蘇生効果を使用した〖ジェット・シンクロン〗、ペンデュラムモンスターなどはコストに出来ないので、カードの選択肢はかなり絞られてしまうと思います。

 

 それでも面白いカードは多くあるので、ここで紹介していきます。

方界降世

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方界降世

【通常罠】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。デッキから「方界胤ヴィジャム」1体を特殊召喚し、攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。②:自分のLPが相手より2000以上少ない場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「方界胤ヴィジャム」1体を選んで特殊召喚する。相手フィールドにのみモンスターが存在する状態で発動した場合、さらに「方界胤ヴィジャム」を2体まで選んで特殊召喚できる。

 

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 墓地効果でレベル1の〖方界胤ヴィジャム〗を3体横並びできるカードです。〖おろかな副葬〗や〖バージェストマ・マーレラ〗、〖マジカルシルクハット〗など、墓地に送る手段は豊富なので、受動的ながらも発動は容易です。また、〖方界胤ヴィジャム〗には戦闘破壊耐性があるので、防御札としても大変優秀です。

 

・ファーニマル・マウス

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ファーニマル・マウス

レベル1 地 天使/効果

ATK/100 DEF/100

 このカードの効果を発動するターン、自分は「デストーイ」モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。①:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ自分メインフェイズに発動できる。デッキから「ファーニマル・マウス」を2体まで特殊召喚する。

 

かわいい

 

自己増殖能力のあるレベル1モンスター。「ファーニマル」はサーチやドロー加速を行いやすいテーマなので、デッキの回転率を意識している方にはオススメです。縛りがつきますが、〖絶望神アンチホープ〗が主体のデッキならあまり問題は無いと思われます。

 

・超量妖精アルファン+祝福の教会―リチューアル・チャーチ

 

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 超量妖精アルファン

レベル1 光 天使/効果

ATK/0 DEF/0

「超量妖精アルファン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、自分フィールドの「超量」モンスター1体を対象として発動できる。自分フィールドの全てのモンスターのレベルは対象のモンスターと同じレベルになる。②:このカードをリリースして発動できる。
デッキから「超量」モンスター3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りを墓地へ送る。

 

祝福の教会―リチューアル・チャーチ

【フィールド魔法】

「祝福の教会-リチューアル・チャーチ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分の手札から魔法カード1枚を捨ててこの効果を発動できる。デッキから光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。②:自分の墓地の魔法カードを任意の数だけデッキに戻し、デッキに戻した数と同じレベルを持つ、自分の墓地の天使族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

 

僕がやっていて一番安定した組み合わせ。〖祝福の教会―リチューアル・チャーチ〗で墓地の魔法を1枚デッキに戻し、光属性天使族の〖超量妖精アルファン〗を毎ターン蘇生することができ、かつその効果でフィールドのどんなモンスターでもレベル1にすることが出来ます。モンスターの横並びさえ出来ればレベル1を場に大量に用意できるので、個人的には一番のオススメです。

 

・竜輝巧(ドライトロン)

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竜輝巧(下級モンスターの共通テキスト)

レベル1 光 機械/特殊召喚

ATK/2000 DEF/0

このカードは通常召喚できず、「ドライトロン」カードの効果でのみ特殊召喚できる。このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の手札・フィールドから、このカード以外の「ドライトロン」モンスターまたは儀式モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを手札・墓地から守備表示で特殊召喚する。その後、 ~固有効果~ この効果を発動するターン、自分は通常召喚できないモンスターしか特殊召喚できない。

 

身内が作っていたデッキのエンジンになっていたので、紹介します。通常召喚できない〖絶望神アンチホープ〗を使うにあたっては、縛りを気にせずレベル1を展開でき、前述した〖機巧牙―御神尊真神〗のアドバンス召喚も狙っていけます。〖サイバー・エンジェル―弁天―〗をコストにしていけば、「竜輝巧」を大量展開していくことができます。

 

・伝説の都 アトランティス+天輪の双星道師

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伝説の都 アトランティス

【フィールド魔法】

このカードのカード名は「海」として扱う。手札とフィールド上の水属性モンスターはレベルが1つ少なくなる。フィールド上の水属性モンスターは攻撃力と守備力が200ポイントアップする。

 

天輪の双星道師

レベル2 光 天使/シンクロ

ATK/100 DEF/800

チューナー+チューナー以外のモンスター1体
「天輪の双星道士」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した時に発動できる。自分の手札・墓地からチューナー以外のレベル2モンスターを4体まで選んで守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。

 

〖天輪の双星道師〗でレベル2の水属性を4体展開し、それらを〖伝説の都 アトランティス〗でレベル1にするというもの。レベル2水属性としては、〖素早いアンコウ〗を使って供給できる「素早い」モンスターや、〖鬼ガエル〗の存在から「ガエル」が良さげだと思われます。コンボとしての芸術度は高いですが、〖伝説の都 アトランティス〗のサーチ方法やレベル2シンクロの〖天輪の双星道師〗の展開方法は充分に検討する必要があるので、構築玄人向けの出し方だと思います。

 

ここからは、僕がデッキにすることができなかったカードを紹介しておきます。挑戦する方にとって、参考になればと思います。

 

・煉獄の虚無

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煉獄の虚無

【永続魔法】

①:自分フィールドの元々のレベルが2以上の「インフェルノイド」モンスターは、レベルが1になり、相手に与える戦闘ダメージは半分になる。②:表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。自分の手札・フィールドから、「インフェルノイド」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドにのみ存在する場合、自分のデッキのモンスターを6体まで融合素材とする事ができる。

 

自場の「インフェルノイド」のレベルを1にできる永続魔法。「インフェルノイド」自体、芝刈り推理ゲートから一気に展開することが出来るテーマなので、筆者は、『このカードを張ったあとに墓地から「インフェルノイド」を4体蘇生したら、おまけで墓地に落ちた〖絶望神アンチホープ〗が展開できるじゃん!』となったわけです。

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やってみた感想としては、芝刈りを搭載する都合上デッキ枚数を60枚にしないといけないので、〖煉獄の虚無〗及びそれをサーチできる〖煉獄の消華〗を初手で引き込みづらいので、安定しませんでした。墓地効果で「煉獄」をサーチできる〖インフェルニティ・ポーン〗や永続魔法を回収できる"警衛バリケイドベルグ"なども搭載してみましたが、いまいち速度が合わず、結果諦めてしまいました。

 

・忍法 分身の術+渋い忍者

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忍法 分身の術

自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスター1体をリリースして発動する。自分のデッキから、レベルの合計がリリースしたモンスターのレベル以下となるように「忍者」と名のついたモンスターを任意の数だけ表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。このカードがフィールド上から離れた時、特殊召喚したモンスターを破壊する。

 

渋い忍者(シルバーにんじゃ)

レベル6 地 戦士/効果

ATK/2300 DEF/2200

このカードがリバースした時、自分の手札・墓地から「渋い忍者」以外の「忍者」と名のついたモンスターを任意の数だけ裏側守備表示で特殊召喚する事ができる。「渋い忍者」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

 

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〖忍法 分身の術〗は、召喚時に「忍法」をサーチできる〖忍者マスターHANZO〗でサーチします。忍者にはレベル1の〖青い忍者〗と〖赤い忍者〗がいるので、場にいるであろう〖忍者マスターHANZO〗をリリースしてこれらを4体リクルートし、これをどうにかして〖渋い忍者〗で蘇生した後にどうにかして表側にするという手法でデッキ作りをしました。

 

(具体的なデッキ内容としては、序盤に〖忍者マスターHANZO〗と〖忍法―分身の術〗でレベル1忍者を4体供給しておき、それを〖サブテラーマリスの妖魔〗と〖シャドール・ハウンド〗との組み合わせで〖渋い忍者〗の効果を起動し、レベル1の展開を図るというものです。〖渋い忍者〗は、リバースモンスターではないリバース効果を持つモンスターなので、〖シャドール・ハウンド〗をコストに〖サブテラーマリスの妖魔〗の効果で手札から裏側で特殊召喚すれば、容易にリバース時の効果を使うことができます。〖渋い忍者〗で蘇生したレベル1忍者を表側にする手段としては、ランク1、4の「ゴーストリック」エクシーズからサーチできる〖ゴーストリック・パニック〗を使用しました。)

 

この構築が失敗した原因としては、〖絶望神アンチホープ〗のアクセスが安定して行えなかったことと、上記の()内を流し見していただければわかるように、コンボに必要な工程が長すぎたことがあげられます。「忍者」というテーマ自体、テーマ外に触れる手段が少ないので、アンチホープが手札に来ないときはただの「忍者」デッキになってしまいました。(今思えば、〖ユニオン・キャリア―〗などの汎用性のあるカードで"アンチホープ"に触れていけば良かったのかもしれません。)

 

③このカードの戦闘を強くするために

最後に、〖絶望神アンチホープ〗の戦闘をサポートするカードの紹介です。

 

・ネメシス・キーストーン

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ネメシス・キーストーン

レベル1 地 岩石/効果

ATK/700 DEF/0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:「ネメシス・キーストーン」以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。②:このカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動できる。このカードを手札に加える。

 

除外されたターンのエンドフェイズに自身を回収できるレベル1モンスターで、墓地のレベル1を除外して戦闘中に完全耐性を得る〖絶望神アンチホープ〗と相性がいいです。除外されているカードを戻しつつ特殊召喚できる効果も非常に便利です。

 

・コンセントレイト

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コンセントレイト

【速攻魔法】

①:自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時までその守備力分アップする。このカードを発動するターン、対象のモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。

 

〖絶望神アンチホープ〗は攻守の合計が10000なので、この1枚を使うだけでワンパン級の火力になります。シンプルで、かつ少ない枠でデッキにスパイスを加えることが出来るカードなので、ロマン成分に困ったら投入しておくといいと思います。

 

E・HERO ヘルゲイナー+E・HERO シニスター・ネクロム

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E・HERO ヘルゲイナー

レベル4 闇 悪魔/効果

自分のターンのメインフェイズ1にこのカードをゲームから除外する事で、自分フィールド上に表側表示で存在する悪魔族モンスター1体は1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。この効果を使用した場合、このカードは2回目の自分のスタンバイフェイズ時に表側攻撃表示で自分フィールド上に特殊召喚される。

 

 

E・HERO シニスター・ネクロム

レベル5 闇 悪魔/効果

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:墓地のこのカードを除外して発動できる。手札・デッキから「E-HERO シニスター・ネクロム」以外の「E-HERO」モンスター1体を特殊召喚する。

 

悪魔族である〖絶望神アンチホープ〗に2回攻撃を付与できる〖E・HERO ヘルゲイナー〗と、それを墓地効果でリクルートできる〖E・HERO シニスター・ネクロム〗のセット。前述した、〖煉獄の災天〗で〖絶望神アンチホープ〗共々墓地送りにできるので、使いやすさとロマンを兼ね備えた、筆者一推しのカード群です。

 

おわりに

〖絶望神アンチホープ〗は、出しづらさも強さも微妙で、いざロマンデッキを組みたいとなっても、なかなか触れることの少ないカードだと思います。

(現に僕なんかは身内でネタにされていなければ触れる機会すら無かったと思います。)

この記事を通して、このカードを使ったデッキ構築の奥深さが、読者様に伝わっていたら幸いです。

 

今回も長ったらしい記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。