【トラソニコントロール】デッキ ~トランソニックバードで盤面操作~
↑デッキ名は"トランソニックブーム"。
凝った名前のデッキ名を付けたことがなかったので、考えている時間が楽しかったです。(小並感)
(余談ですが、ソニックブームとは音速以上の速度で飛行する飛行機が出す衝撃波が原因で発生するので、トランソニック(音速に近い)のときに発生することは無いと思われますが、その矛盾に美しさが感じられるということでお願いします。)
デッキ内容
メイン44枚
青眼の白龍×2
ゴッドフェニックス・ギア・フリード×1
霞の谷の巨神鳥×1
憑依覚醒-デーモン・リーパー×1
BF-精鋭のゼピュロス×1
エッジインプ・シザー×1
ヴァイロン・キューブ×1
B・F-毒針のニードル×3
レフティ・ドライバー×3
ドラグニティ・トリブル×1
焔聖騎士―リナルド×2
伝説の白石×1
B・F-必中のピン×1
ライティ・ドライバー×3
sophiaの影霊衣×1
霊魂鳥神-彦孔雀×1
マジシャン・オブ・ブラックカオスMAX×1
霊魂鳥神-姫孔雀×1
トランソニックバード×1
クラウソラスの影霊衣×1
翼の恩返し×1
貪欲な壺×3
高尚儀式術×2
高等儀式術×1
影霊衣の反魂術×1
音速を追う者×1
リビング・フォッシル×1
焔聖剣―デュランダル×1
契約の履行×1
やりすぎた埋葬×1
祝福の教会-リチューアル・チャーチ×3
エクストラ15枚
シューティグ・ライザー・ドラゴン×1
ドリル・ウォリアー×1
虹光の宣告者×1
ゴヨウ・ディフェンダー×2
ダイガスタ・エメラル×1
RR―フォース・ストリクス×1
ファイア・ウォール・ドラゴン×2
王神鳥シムルグ×1
トロイメア・ケルベロス×1
水晶機巧-ハリファイバー×1
激撮―ディスパラッチ×1
サクリファイス・アニマ×1
デッキの概要
コンセプトは、
ひたすら〖トランソニックバード〗で相手の盤面をコントロールする
です。
トランソニックバード
レベル4 鳥獣 闇/儀式
ATK/0 DEF/2400
「音速を追う者」により降臨。
①:1ターンに1度、発動できる。
手札の儀式魔法カード1枚を相手に見せ、そのカードにカード名が記された儀式モンスター1体をデッキから手札に加え、見せたカードをデッキに戻す。②:相手ターンに1度、デッキから儀式魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。この効果は、その儀式魔法カード発動時の儀式召喚する効果と同じになる。③:儀式召喚したこのカードがリリースされた場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
このデッキでは、主に②の効果で"高尚儀式術"を使用していきます。
高尚儀式術
【儀式魔法】
儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、手札の通常モンスターをリリースし、デッキから儀式モンスター1体を儀式召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは相手エンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。
のちに説明する初動の中で、レベル8の〖青眼の白龍〗を手札に加えるので、これをコストにレベル8の儀式体をフリーチェーンで展開していきます。
〖霊魂鳥神―彦孔雀〗・・・着地時にモンスター3体を手札バウンス(対象取らない)
〖霊魂鳥神―姫孔雀〗・・・着地時に魔法罠3枚をデッキバウンス(対象取らない)
〖マジシャン・オブ・ブラックカオスMAX〗・・・着地したターン中のモンスター効果の発動を封じる
また、ロマン枠として〖sophiaの影霊衣〗を一枚刺しています。相手ターン中に打てると大変強力です(が、盤面を固めたあとにダメ押し的な使い方になってしまうので、本記事では紹介に留めておきます。)
初動の流れ
手札:〖ライティ・ドライバー〗 or 〖B・F―毒針のニードル〗
↓動画で見たいという方はこちらから
https://mobile.twitter.com/Toribyu_to/status/1428199512359587842?cxt=HHwWhMCiqff4_dEnAAAA
凡例:NS…通常召喚 EF…効果 SS…特殊召喚 CS…シンクロ召喚 LS…リンク召喚
〖ライティ・ドライバー(B・F―毒針のニードル)〗NS → NS時EFで〖レフティ・ドライバー〗をSS(〖B・F―必中のピン〗をサーチ後、自身の効果でSS) → 場に揃った2体のモンスターで〖ゴヨウ・ディフェンダー〗CS → 〖ゴヨウ・ディフェンダー〗EFで〖ゴヨウ・ディフェンダー〗SS → 2体の〖ゴヨウ・ディフェンダー〗で〖聖騎士の追想 イゾルデ〗LS → 〖聖騎士の追想 イゾルデ〗1stEFで〖ゴッド・フェニックス・ギアフリード〗をサーチ → 〖聖騎士の追想 イゾルデ〗2ndEFで〖焔聖剣―デュランダル〗を落として〖焔聖騎士―リナルド〗をSS → 〖焔聖騎士―リナルド〗2ndEFで墓地の〖焔聖剣―デュランダル〗を回収 → フィールドのモンスターに〖焔聖剣―デュランダル〗を装備 → 〖焔聖剣―デュランダル〗EFで2枚目の〖焔聖騎士―リナルド〗をサーチ → チューナー扱いで〖焔聖騎士―リナルド〗SS → チューナーの〖焔聖騎士―リナルド〗と〖聖騎士の追想 イゾルデ〗で〖水晶機巧-ハリファイバー〗LS → 〖水晶機巧-ハリファイバー〗EFで〖ヴァイロン・キューブ〗SS → 〖焔聖騎士-リナルド〗と〖ヴァイロン・キューブ〗で〖虹光の宣告者〗CS → 〖ヴァイロン・キューブ〗EFで〖やりすぎた埋葬〗をサーチ → 〖ゴッド・フェニックス・ギアフリード〗をコスト(〖虹光の宣告者〗がいるため除外される)にして〖やりすぎた埋葬〗を発動し、〖ヴァイロン・キューブ〗SS → 〖虹光の宣告者〗と〖ヴァイロン・キューブ〗で〖シューティング・ライザー・ドラゴン〗CS → 〖虹光の宣告者〗EFで〖音速を追う者〗をサーチ、〖ヴァイロン・キューブ〗EFで〖リビング・フォッシル〗をサーチ、〖シューティング・ライザー・ドラゴン〗EFで〖エッジインプ・シザー〗を落としてレベルを4にする → 〖リビング・フォッシル〗を発動し、墓地の〖虹光の宣告者〗SS → レベル4の〖シューティング・ライザー・ドラゴン〗と〖虹光の宣告者〗で〖RR-フォース・ストリクス〗SS → 〖RR-フォース・ストリクス〗EFで〖トランソニックバード〗をサーチ → 〖水晶機巧-ハリファイバー〗と〖RR-フォース・ストリクス〗で〖王神鳥シムルグ〗をLS → 墓地に送られた〖虹光の宣告者〗EFで儀式素材をサーチ → 〖音速を追う者〗を発動し、〖トランソニックバード〗をSS(儀式素材は自由)
【エンドフェイズ中】
〖王神鳥シムルグ〗EFで〖ドラグニティ・トリブル〗SS → 〖ドラグニティ・トリブル〗EFで〖伝説の白石〗を落とす → 〖伝説の白石〗EFで〖青眼の白龍〗をサーチ
【相手ターン中(誘発即時)】
〖トランソニックバード〗2ndEFで〖高尚儀式術〗を落とし、手札の〖青眼の白龍〗を素材としてレベル8の儀式モンスターSS
[最終盤面]
手札:〖青眼の白龍〗
フィールド:〖王神鳥シムルグ〗 + 〖トランソニックバード〗 (+ 〖ドラグニティ・トリブル〗)
このような長い初動を経て、盤面を固めていきます。
この初動は、以下の二つを達成するために組まれています。
②〖高尚儀式術〗のコストとなる〖青眼の白龍〗をサーチする
これにより、前述したレベル8儀式を展開する体制を整えていきます。
このデッキは初動にかなり偏っており、おまけにデッキ枚数が少ないので、本来初動で引っ張ってくるはずのカード(〖焔聖剣―デュランダル〗、〖エッジインプ・シザー〗、儀式関連など)を引いてしまうことが多々あります。
そこでこのデッキでは、そのような本来初動の中で触っていくカードを引いた場合に、それらがなるべく上振れとなるようにカードを刺しています。〖焔聖剣-デュランダル〗を引いてしまった場合は、〖トランソニックバード〗や〖マジシャン・オブ・ブラック・カオスMAX〗を蘇生できる〖契約の履行〗を代わりに持ってくるなど、引いてもサーチを空撃ちしないようになっています。
ex. 引いたカード → 代わりに持ってくるカード
〖焔聖剣―デュランダル〗 → 〖契約の履行〗
〖エッジインプ・シザー〗 → 〖クラウソラスの影霊衣〗
〖トランソニックバード〗 → 〖BF-精鋭のゼピュロス〗
↓盤面が完成したときのイメージ図
この初動によってフィールドに残っている〖王神鳥シムルグ〗は、〖トランソニックバード〗や〖激撮ディスパラッチ〗で守りながらリクルート効果を繰り返し使うことができます。
これによって〖霞の谷の巨神鳥〗を何回も展開でき、高い制圧力を保つことができます。
〖王神鳥シムルグ〗はリンク先に鳥獣族がいると強固な耐性を付与できるので、盤面を崩しにくくできます。
初動の中で召喚した〖虹光の宣告者〗は、〖祝福の教会―リチューアル・チャーチ〗で蘇生していきます。
このカードは、〖トランソニックバード〗で使い終わった儀式魔法を使いまわす目的で入っていますが、〖虹光の宣告者〗を蘇生することで制圧力を高めるという使い方もできます。
儀式モンスターを使いまわすことを目的としたカードとして、〖貪欲な壺〗が入っています。〖貪欲な壺〗だけでは足りない場合もあるので、〖BF-精鋭のゼピュロス〗から〖ダイガスタ・エメラル〗を立てることで、応急処置的にモンスターをデッキに戻していく対策も取っています。
また、〖高尚儀式術〗用に〖青眼の白龍〗を常に手札に握っておく必要があるので、〖王神鳥シムルグ〗の真下に〖ファイアウォール・ドラゴン〗を出したり、〖ライティ・ドライバー〗から出せる〖ドリル・ウォリアー〗からサルベージしていくことで、〖トランソニックバード〗の効果を繰り返し使用できるようにもなっています。
おわりに
書いていて気づきましたが、前回書いた〖魔鍵星杯アームド〗とデッキ内容被りすぎですね。
効果を繰り返し使っていくことに重点を置いたデッキは、息が長くて戦い続けることに長けていて、ターン数が長くなればなるほど楽しく回せるように感じます。ただ、初動に偏りすぎているのはデュエルが始まって間もなくの妨害に引っ掛かりやすいので、出来れば初動が分散したデッキを組みたいなと最近は思うようになりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。下に内容被りすぎなデッキを載せてありますので、時間の許す方はそちらも見ていただけるとありがたいです。